事業日程の遅延と軌道の変更などで事業の推進が遅れていた「韓国型月探査プロジェクト」がようやく本軌道に乗る見通しだ。
韓国航空宇宙研究院(航宇研)のイ・サンリュル月探査事業団長は25日、韓国科学記者協会の主催でオンライン開催された「第2回航空宇宙アカデミー」で、「月軌道船の設計確定から33カ月が必要と予想された『試験用月軌道船(KPLO)』が、3カ月繰り上げられた2022年8月1日以降に打ち上げられる予定」と明らかにした。
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。これに先立ち科学技術情報通信部は昨年9月、月軌道船の開発日程を当初の2020年12月から19カ月延長した2022年7月に変更し、重量も550キロから678キロに増やした。その後、航宇研は試験用月軌道船の重量増加と月での任務遂行達成のために新しい軌跡(BLT)に関する設計を独自の技術で終えた。
イ・サンニュル団長は「月軌道船の重量増加を受け、米NASA(航空宇宙局)との協議で、円軌道(100キロ×100キロ)で任務を1年間遂行できるよう燃料消耗を減らすBLT軌跡に変更すべきという要請を受けた」とし「その後、独自の人材で月進入に最適化した太極模様形態のBLT軌跡設計を用意し、NASAから良い評価を受け、最終設計を確定した」と説明した。
航宇研は現在、試験用月軌道船に装着する部品と搭載体の機能試験を進行中で、今年末から月軌道船飛行モデル(FM)の組み立てに着手し、来年最終組み立てを完了する計画だ。
イ・サンリュル団長は「その間、試験用月軌道船の開発には技術的な困難や日程遅延など多くの問題があったが、新しい月遷移軌道などを独自の技術で設計して開発日程を短縮させ、今後の開発日程は正常に進行するだろう」と述べた。
韓国航空宇宙研究院(航宇研)のイ・サンリュル月探査事業団長は25日、韓国科学記者協会の主催でオンライン開催された「第2回航空宇宙アカデミー」で、「月軌道船の設計確定から33カ月が必要と予想された『試験用月軌道船(KPLO)』が、3カ月繰り上げられた2022年8月1日以降に打ち上げられる予定」と明らかにした。
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。これに先立ち科学技術情報通信部は昨年9月、月軌道船の開発日程を当初の2020年12月から19カ月延長した2022年7月に変更し、重量も550キロから678キロに増やした。その後、航宇研は試験用月軌道船の重量増加と月での任務遂行達成のために新しい軌跡(BLT)に関する設計を独自の技術で終えた。
イ・サンニュル団長は「月軌道船の重量増加を受け、米NASA(航空宇宙局)との協議で、円軌道(100キロ×100キロ)で任務を1年間遂行できるよう燃料消耗を減らすBLT軌跡に変更すべきという要請を受けた」とし「その後、独自の人材で月進入に最適化した太極模様形態のBLT軌跡設計を用意し、NASAから良い評価を受け、最終設計を確定した」と説明した。
航宇研は現在、試験用月軌道船に装着する部品と搭載体の機能試験を進行中で、今年末から月軌道船飛行モデル(FM)の組み立てに着手し、来年最終組み立てを完了する計画だ。
イ・サンリュル団長は「その間、試験用月軌道船の開発には技術的な困難や日程遅延など多くの問題があったが、新しい月遷移軌道などを独自の技術で設計して開発日程を短縮させ、今後の開発日程は正常に進行するだろう」と述べた。
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