航宇研は2022年8月1日の月軌道船打ち上げを目標に、今年末から月軌道船の組み立てに着手する。航宇研が設計した「試験用月軌道船」 [写真=航宇研提供]
月軌道船とは、月の周囲を回りながら地形観測、月着陸船の着陸地点情報収集、宇宙インターネット技術検証実験などを行う探査船。これに先立ち科学技術情報通信部は昨年9月、月軌道船の開発日程を当初の2020年12月から19カ月延長した2022年7月に変更し、重量も550キロから678キロに増やした。その後、航宇研は試験用月軌道船の重量増加と月での任務遂行達成のために新しい軌跡(BLT)に関する設計を独自の技術で終えた。
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