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菅首相、中国主席と電話会談…「ハイレベルで緊密に連携」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
菅義偉首相が25日晩、中国の習近平国家主席と電話会談をしたと、朝日新聞など日本メディアが報じた。

両首脳は初めての電話会談で、ハイレベルの中で緊密に連携していくことに合意した。4月に予定されていたが新型コロナ感染拡大の影響で無期限延期になった習主席の国賓訪日については、今回の会談で議論されなかった。

菅首相はこの日、習主席と30分間の会談を終えた後、記者らに対し「今後も首脳間を含む、ハイレベルの中で、2国間および地域、国際社会の諸課題について、緊密に連携をしていこうということで一致した」と述べた。また「日中の安定は、2国間だけでなく、地域、国際社会のために、極めて大事なことだ」と強調した。習主席は「 日本との関係を引き続き発展させていきたい」と答えたと、朝日新聞は伝えた。


日中首脳間の公式対話は2019年12月に安倍晋三前首相が韓日中首脳会議出席のため訪中して以来9カ月ぶり。

両国間の懸案だった習主席の国賓訪日については「特にやり取りはなかった」と、菅首相は明らかにした。日本政府は年初から習主席の訪日を積極的に推進してきたが、自民党内部では香港の事態と尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる紛争を理由に反対の声も多い。25日午前にも一部の自民党議員が首相官邸を訪問し、習主席との会談の取り消しを要求したりもした。

16日に就任した菅首相は20日にモリソン豪首相、トランプ米大統領、22日にメルケル独首相およびミシェル欧州連合(EU)大統領、23日にジョンソン英首相、24日に文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領、25日にモディ・インド首相と相次いで電話会談をした。今回の日中首脳の電話会談は日本側の提案を中国側が受け入れて実現したと、共同通信は伝えた。



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