西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)を越えて北朝鮮で発見された海洋水産部の公務員イさん(47)を射殺して遺体を毀損した北朝鮮の挑発に関連し、野党は文在寅(ムン・ジェイン)大統領と政府に責任があるとし、北朝鮮に応分の代償を払わせるべきだと主張した。
◆「文大統領、また屈従的な態度」
野党・国民の力の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長は24日夜、自身のSNSに「北の反倫理的で野蛮な殺人行為に耐えがたい怒りを感じる」とし「ジュネーブ条約と国連決議案によると、戦時にも非武装民間人の射殺は禁止されていて、即決処刑が禁止されている。北の軍の今回の行為は重大かつ明白な国際法違反」と主張した。
続いて「我々の国民が無残な死を迎えている時に軍は何もせず眺めていたという。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は何をしたのか」とし「事件を隠しながら終戦宣言の内容がある国連演説の映像を送りだしたというのは信じられない」とした。
また「文大統領は韓国戦争(朝鮮戦争)記念演説で誰であっても挑発は許さないと述べたが、また屈従的な態度を見せている」とし「今回は変わらなければいけない。国際的な連携などあらゆる手段を動員し、北に応分の責任を取らせるべきだ」と主張した。さらに「文大統領が無駄な理想主義から脱して適切な措置をとるまで、国民の力が粘り強く対応していく」とコメントした。
◆「文大統領、軍統帥権者の資格ない」
劉承ミン(ユ・スンミン)元未来統合党(現国民の力)議員も文大統領を批判した。劉氏はこの日、自身のSNSに「国民の生命を保護できない軍は存在する理由がない。関連する指揮官は全員が一罰百戒とすべき」とし「わが軍がこのようになったのは国軍統帥権者の大統領が資格を喪失したため」と指摘した。
続いて「北が我々の国民の生命を踏みにじっても文大統領の頭の中には終戦宣言と平和という言葉しかない」とし「大統領は今回の惨事に対して北を懲らしめる決断を下さなければならない。北の反応を気にしてへつらい、自国の国民を保護することもできなければ、国家はなぜ存在するのか。大統領はなぜ存在するのか」と非難した。
国民の力はこの日、国会本会議が終わった直後に糾弾大会も開いた。所属議員全員の名義で「北はわが国民に対して無差別に銃撃を加えて遺体を燃やすという天人共怒の蛮行をした」「挑発を越えた民間人に対する非人道的で許されない犯罪行為で、南北の平和と和解、共生の基盤自体を覆した」などの内容があった。
野党は「政府が文大統領の国連演説を考慮して事件の発表を意図的に延期した」という疑惑も提起した。国民の力の金恩慧(キム・ウンヘ)報道官は論評で「行方不明と死亡の時点まで青瓦台が状況を認知して報告を受けた可能性が高いが、大統領の演説時間まで徹底的に非公開にした」とし「大統領に直ちに報告されなかったとすれば軍と情報機関の職務怠慢であり、そうでなければ国連演説を意識した故意の遅延であるはず」と主張した。
◆「血が逆上する思い」
国民の党も批判の声を高めた。安哲秀(アン・チョルス)国民の党代表はこの日午後、フェイスブックで「わが軍はいかなる措置も取らず国民の悲劇を傍観していたという」とし「北側近隣地域で起きた事件で積極的に対応するのが難しかったと弁解する軍関係者の言葉を聞いて血が逆上する思い」とコメントした。
同党の李泰珪(イ・テギュ)議員は「事件が起こるたびに強く糾弾し、厳重に抗議し、再発防止を求めるという万年のレパートリーでは、北の反民族・反倫理的な犯罪と挑発を決して防ぐことはできない」とし「国連安全保障理事会に回付し、国際社会の強い糾弾と制裁を引き出すべきだ」と主張した。
◆「文大統領、また屈従的な態度」
野党・国民の力の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長は24日夜、自身のSNSに「北の反倫理的で野蛮な殺人行為に耐えがたい怒りを感じる」とし「ジュネーブ条約と国連決議案によると、戦時にも非武装民間人の射殺は禁止されていて、即決処刑が禁止されている。北の軍の今回の行為は重大かつ明白な国際法違反」と主張した。
続いて「我々の国民が無残な死を迎えている時に軍は何もせず眺めていたという。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は何をしたのか」とし「事件を隠しながら終戦宣言の内容がある国連演説の映像を送りだしたというのは信じられない」とした。
また「文大統領は韓国戦争(朝鮮戦争)記念演説で誰であっても挑発は許さないと述べたが、また屈従的な態度を見せている」とし「今回は変わらなければいけない。国際的な連携などあらゆる手段を動員し、北に応分の責任を取らせるべきだ」と主張した。さらに「文大統領が無駄な理想主義から脱して適切な措置をとるまで、国民の力が粘り強く対応していく」とコメントした。
◆「文大統領、軍統帥権者の資格ない」
劉承ミン(ユ・スンミン)元未来統合党(現国民の力)議員も文大統領を批判した。劉氏はこの日、自身のSNSに「国民の生命を保護できない軍は存在する理由がない。関連する指揮官は全員が一罰百戒とすべき」とし「わが軍がこのようになったのは国軍統帥権者の大統領が資格を喪失したため」と指摘した。
続いて「北が我々の国民の生命を踏みにじっても文大統領の頭の中には終戦宣言と平和という言葉しかない」とし「大統領は今回の惨事に対して北を懲らしめる決断を下さなければならない。北の反応を気にしてへつらい、自国の国民を保護することもできなければ、国家はなぜ存在するのか。大統領はなぜ存在するのか」と非難した。
国民の力はこの日、国会本会議が終わった直後に糾弾大会も開いた。所属議員全員の名義で「北はわが国民に対して無差別に銃撃を加えて遺体を燃やすという天人共怒の蛮行をした」「挑発を越えた民間人に対する非人道的で許されない犯罪行為で、南北の平和と和解、共生の基盤自体を覆した」などの内容があった。
野党は「政府が文大統領の国連演説を考慮して事件の発表を意図的に延期した」という疑惑も提起した。国民の力の金恩慧(キム・ウンヘ)報道官は論評で「行方不明と死亡の時点まで青瓦台が状況を認知して報告を受けた可能性が高いが、大統領の演説時間まで徹底的に非公開にした」とし「大統領に直ちに報告されなかったとすれば軍と情報機関の職務怠慢であり、そうでなければ国連演説を意識した故意の遅延であるはず」と主張した。
◆「血が逆上する思い」
国民の党も批判の声を高めた。安哲秀(アン・チョルス)国民の党代表はこの日午後、フェイスブックで「わが軍はいかなる措置も取らず国民の悲劇を傍観していたという」とし「北側近隣地域で起きた事件で積極的に対応するのが難しかったと弁解する軍関係者の言葉を聞いて血が逆上する思い」とコメントした。
同党の李泰珪(イ・テギュ)議員は「事件が起こるたびに強く糾弾し、厳重に抗議し、再発防止を求めるという万年のレパートリーでは、北の反民族・反倫理的な犯罪と挑発を決して防ぐことはできない」とし「国連安全保障理事会に回付し、国際社会の強い糾弾と制裁を引き出すべきだ」と主張した。
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