2020年社会進歩指標報告書の表紙。ノルウェー・デンマーク・フィンランドなど人口1000万人以下の北欧国家が最上位圏を占めている。[写真 ソーシャル・プログレス・インペレーティブ]
2020年SPI調査で韓国が受けた点数は89.06点。調査対象163カ国のうち17番目に高い。2014年に28位だった韓国は2016年に26位、2019年に23位に上がり、今年の調査ではなんと6つも順位が上昇した。SPI成績で「トップ10」に入った国は1位のノルウェー、2位のデンマーク、3位のフィンランドなど、ほとんどが人口1000万人未満の北欧国家だ。人口が5000万人以上で1人あたりの国民所得が3万ドル以上の、いわゆる「50-30クラブ」7カ国だけをみると、韓国はドイツと日本に次いで高い。社会発展水準で韓国がフランス、英国、イタリア、米国を上回っているということだ。自殺率と高齢者貧困率は韓国が世界最高だ。出生率は最も低い。青年は「ヘル朝鮮」と表現する。その韓国の生活の質が米国や欧州先進国よりも高いという調査結果をどう受け入れるべきなのか。
【コラム】韓国の生活水準、米国やフランスより高いというが…(2)
この記事を読んで…