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「セウォル号の防犯カメラ復元映像に加工の痕跡…特検要請」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

セウォル号事故から6年となる4月16日午後、セウォル号犠牲者の遺族と、4・16財団関係者らが全羅南道の木浦新港に引き揚げられたセウォル号を眺めている。[中央フォト]

社会的惨事特別調査委員会が、裁判所に提出されたセウォル号の防犯カメラ復元映像に手が加えられているとの証拠を確保したとして特別検事の任命を要請した。

調査委員会は22日に記者会見を行い、「セウォル号の防犯カメラ映像加工疑惑を調査した結果、事故当時裁判所に提出された防犯カメラの復元映像ファイルに手が加えられていたという事実を確認した。DVR本体回収過程でのデータ操作に対する証拠を追加で確保したことから国会に特別検事任命を要請する予定」と明らかにした。

調査委員会は「これまでの検察の捜査はDVR復元データに対する深みのある分析ができず、データで識別できる加工の痕跡を見つけられなかった。セウォル号DVR回収過程で確認される深刻なデータ操作状況もまた見逃した」と指摘した。


また「2016年にセウォル号特別調査委員会は最長9時40分ごろまで防犯カメラが正常稼動していた可能性を複数の陳述で確認したが、復元データの分析調査を完了できないまま強制解散した」として問題を提起した。

調査委員会は「光州(クァンジュ)地裁木浦(モクポ)支部に提出された映像ファイルを分析した結果、1万8353カ所で周辺部と同じ内容のセクターが識別された。無関係の周辺セクターのデータをコピーして上書きされたために該当セクターの映像再生時にエラーが発生することが確認された」と説明した。

続けて「上書きに使われたソースデータとエラーが発生するデータの間の間隔に任意の規則性が発見され、上書きされたデータは動画ファイルであるのに関連規格に適合しないものでだれでも識別が可能だ」とした。



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