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韓国法務部長官「軍、能力のある私の息子をくじ引きで落とした」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

秋美愛法務部長官は14日、国会で開かれた対政府質問で息子の通訳兵選抜過程での外圧疑惑に対して「十分にやり遂げられる能力を備えた子供」とし、むしろ軍内部で自身の子供だということに気付いて正常な方式を変えてくじ引きで落としたという事実も今回知った」と述べた。オ・ジョンテク記者

秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子ソ氏の軍休暇関連疑惑をめぐって与野党が14日国会政治分野対政府質問で衝突した。共に民主党の援護と野党の激しい攻勢の中で秋長官は「(疑惑が)情報提供者から出発したが、誤認と憶測から出発したということを確認した」と述べた。

この日、対政府質問の序盤には与党議員と秋長官のこのような対話から始まった。

▼共に民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)議員=「息子にちょっと悪い気がするか、最近」


▼秋長官=「公人の息子だからといって子供はすべての問題を自ら解決して…実は、私は母の役割をまともにしてあげたことがない」

▼鄭議員=「国防部の公式発表を見たか。問題がないといった」

▼秋長官=「痛いことを言い訳にして軍優遇を受けようとしたとすれば、すでにそのようにしただろう。息子は小学校時代から足の調子が悪かったし、高校時代にも痛かった。私はそれを成長痛だと思って気を遣わなかった」

▼鄭議員=「子供の英語実力が良かったですよね? 面接試験を受けたら〔平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)の通訳兵に〕選ばれそうだったが」

▼秋長官=「十分にやり遂げられる能力を持っている子だ。私の子供だと先に気付いて軍内部で本来の正常な方式を変えてくじ引きで落としたという事実を今回知った」

▼鄭議員=「母として精神的な苦労が大きいだろうが、頑張ってください」

5時間20分間行われた対政府質問で秋長官は終始自身を「痛い息子に気を遣わなかった母」と表現して時には涙ぐんだ。同時に「(疑惑提起による)その被害は私の息子と私が受けている。最も大きな被害者だ」という基調を続けた。

この日、対政府質問を通じて新たに明らかになった事実はあまりなかった。メディアが提起した疑惑を秋長官がほとんど否認し、残りの疑惑に対しては捜査中だということを理由にコメントを控えた。「両親が国防部に苦情を申し入れたという文書が確認された」という野党の追及に秋長官は「(苦情室に)私が電話をしたことがない」と否認した。また「補佐官が息子ソ氏の休暇延長に関連した問い合わせの電話をしたのが事実か」という質問には「補佐官に電話をさせた事実がない」とした。その一方で、秋長官は自身の補佐官が部隊に電話したか自体については確認しなかった。

▼国民の力の朴亨修(パク・ヒョンス)議員=「補佐官が息子の部隊に電話したのは事実か」

▼秋長官=「それは私が知らない。捜査中で、報告を受けないと何度も申し上げたのではっきりと答えられない」

▼朴議員=「この問題で全国が大騷ぎになっている。補佐官に尋ねたか」

▼秋長官=「確認したくない。捜査に介入できないので」

▼朴議員=「病暇延長のために国防部苦情室、または国防部に連絡した人が長官か夫か」

▼秋長官=「私は連絡した事実がなく、私の夫に私が尋ねる場合ではない」


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