米国ドナルド・トランプ大統領が北朝鮮の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡大状況について今年3月、「北朝鮮も激しいダメージを受けた」と言及したことが分かった。自国内の新型コロナ感染者は「0人」と明らかにしてきた北朝鮮当局の主張とは対照的だ。
12日(現地時間)、韓国メディアが入手したボブ・ウッドワード氏の新刊『Rage(激怒)』の一部内容によると、トランプ氏は3月28日のウッドワード氏との電話でこのように言及した。
トランプ氏は新型コロナ事態に言及して「北朝鮮でも彼らが激しいダメージを受けているところであることを知っている」と話した。ウッドワード氏が「ある人から聞いたところでは北朝鮮ではコロナが急速に拡大しているそうだと話すと、トランプ氏は「その通りだ。大きな問題」と答えた。
北朝鮮は最近まで新型コロナ感染者は0人だという報告書を世界保健機関(WHO)に提出した。また、新型コロナのワクチンに関し、ワクチン開発最後の段階である治験第III相は議論中だとも主張した。
しかし、これに先立ち韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官も先月31の日国会外交統一委員会全体会議で、北朝鮮の新型コロナ状況と関連して「北側に新型コロナ患者がいるという判断の中で鋭意注視している」と明らかにしたことがある。また、北朝鮮がWHOから今年上半期だけで新型コロナ防疫物資94万ドル(約9977万円)分の支援を受けていたことが確認され、北朝鮮の主張には信憑性がないという指摘が相次いでいる。
一方、トランプ氏は中国が新型コロナ拡大に「故意的責任」があるという主張を繰り返している。トランプ氏が5月22日にウッドワード氏と行ったインタビューで「習近平主席は新型コロナが他の国に広がらないように阻止することを望んでいなかった可能性がある」と語ったとウッドワード氏は主張した。この言葉に驚いたウッドワード氏が1カ月後、「中国が意図的にウイルスを米国と世界に広げたということなのか」と尋ねると、トランプ氏は「中国がそうしたとは言わないと思うが、確かに可能性がある」と答えたという。
12日(現地時間)、韓国メディアが入手したボブ・ウッドワード氏の新刊『Rage(激怒)』の一部内容によると、トランプ氏は3月28日のウッドワード氏との電話でこのように言及した。
トランプ氏は新型コロナ事態に言及して「北朝鮮でも彼らが激しいダメージを受けているところであることを知っている」と話した。ウッドワード氏が「ある人から聞いたところでは北朝鮮ではコロナが急速に拡大しているそうだと話すと、トランプ氏は「その通りだ。大きな問題」と答えた。
北朝鮮は最近まで新型コロナ感染者は0人だという報告書を世界保健機関(WHO)に提出した。また、新型コロナのワクチンに関し、ワクチン開発最後の段階である治験第III相は議論中だとも主張した。
しかし、これに先立ち韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官も先月31の日国会外交統一委員会全体会議で、北朝鮮の新型コロナ状況と関連して「北側に新型コロナ患者がいるという判断の中で鋭意注視している」と明らかにしたことがある。また、北朝鮮がWHOから今年上半期だけで新型コロナ防疫物資94万ドル(約9977万円)分の支援を受けていたことが確認され、北朝鮮の主張には信憑性がないという指摘が相次いでいる。
一方、トランプ氏は中国が新型コロナ拡大に「故意的責任」があるという主張を繰り返している。トランプ氏が5月22日にウッドワード氏と行ったインタビューで「習近平主席は新型コロナが他の国に広がらないように阻止することを望んでいなかった可能性がある」と語ったとウッドワード氏は主張した。この言葉に驚いたウッドワード氏が1カ月後、「中国が意図的にウイルスを米国と世界に広げたということなのか」と尋ねると、トランプ氏は「中国がそうしたとは言わないと思うが、確かに可能性がある」と答えたという。
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