サムスン電子が開発した第3世代10ナノ級のモバイルDRAM[写真 サムスン電子]
31日、半導体業界によると、英国の市場調査会社オムディアが今月末に発表した世界の半導体企業(ファウンドリ専門会社を除く)4-6月期の売上高シェアでインテルは17.45%、サムスン電子は12.49%を記録した。
両社の売上高シェア格差は昨年10-12月期の5.61%からことし1-3月期には5.23%、4-6月期には4.96%に減少した。
半導体メーカーはことし上半期、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染拡大によりアンタクト(非対面)の需要が増え、クラウド企業のサーバーの拡充などで予想外の好況を享受した。
サムスン電子は、モバイルDRAMとNAND型フラッシュなどのメモリ半導体の需要が増えてシェアを守り、インテルは市場シェアを奪われた。
シェア3位のSKハイニックスも、メモリ半導体の販売実績が良くなった。シェアは、ことし1-3月期の5.33%から4-6月期には6.18%へと大幅に上昇した。
シェア4位の米国マイクロンは1-3月期の4.44%から4-6月期4.71%に上昇した。
米国でインテル時価総額を超えて注目されたNVIDIAもシェアが小幅上昇し、4-6月期はシェア2.66%を記録した。
オムディアはことし7-9月期にサーバー業者の在庫が増え、半導体価格が下がって上位1~3位の企業の売上高シェアが4-6月期より低下するものとみた。
その一方で7-9月期の見通しで、インテルとサムスン電子のシェア格差はより狭まると予測した。オムディアは、7-9月期にインテルが1位を維持するが、シェアは15.78%に低下すると予想した。
サムスン電子も7-9月期の予想シェアは4-6月期より0.73%下落するが、インテルとの格差は1%ほど狭まるものとみた。
オムディアは、NVIDIAについては下半期の新規ゲーム機発売などGPUの需要の増加に支えられ、7-9月期のシェアが初めて3%を超えると予想した。
また、オムディアは4-6月期に3~6位のシェアを記録したSKハイニックスとマイクロン、ブロードコム・リミテッド、クアルコムは7-9月期にも同じ順位を維持するが、SKハイニックスを除く3社のシェアが4-6月期より小幅上昇すると予想した。
ファーウェイの半導体設計子会社のハイシリコンテクノロジーは米国のファーウェイ制裁にもかかわらず成長している。オムディアはファーウェイの7-9月期の売上高シェアが世界9位水準の2.69%であり、4-6月期(2.66%)より若干増加するものと予想した。
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