ソウルと京畿（キョンギ）地域で新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）の新規感染者数が２日連続で１００人台を記録した。１７日まで連休が続き、首都圏発の新型コロナ再拡大事態が発生するのではないかとの懸念が頭をもたげている。

中央防疫対策本部は１５日午前０時を基準とし、韓国内の新型コロナ新規感染者が１６６人増えたと発表した。累積感染者数は１万５０３９人だ。この日新たに確認された感染者は前日（１０３人）に続き２日連続で３桁数を記録した。２日連続で１００人台を記録するのは３月末以降、初めてだ。

新規感染者数１６６人のうち海外流入は１１人で、残りの１５５人は地域発生感染者だ。３月１１日（２３９人）以降、最多となる記録だ。前日（８５人）と比較しても地域発生感染者が倍近く増え、ソーシャル・ディスタンス第２段階の基準（一日感染者数　５０～１００人）も超えた。