「この本が反日民族主義的に読まれることを願っていない。旧日本軍慰安婦の証言を中心にしているが、アジア系、また現代女性の経験を包み込みたかった」
在米詩人のエミリー・ジョンミン・ユンさん(29)が旧日本軍慰安婦被害女性の証言に基づいて書いたデビュー詩集『私たち種族の特別な残忍さ(A Cruelty Special to Our Species)』(2018年)の韓国語翻訳本出版にあわせて13日、記者懇談会を開いた。
「証言」「日常の不運」などを通してユンさんは戦争の暴力、人種差別に注目した。印刷方式が独特だ。おばあさんの証言は一文章を一度に読むのが容易ではない。行が何度も変わり小節が離れている。「詩を読むことを面倒にして内容と連結したかった」。ユンさんはこのような作業を「探す詩(found poetry)」と説明した。
2002年にカナダに移住したユンさんは米国ニューヨーク大学文芸創作修士課程中に「証言」などの草案を書いた。序文で「『慰安婦』の歴史を知る者が米国にはそれほど多くないことを知り、被害者の声を聞かせたいと思って書き始めたあと、止まらなかった」とした。ユンさんは韓国語版に関連して「韓国では慰安婦の歴史を伝える必要はないが、『知らせる』ではなく『持続させる』役割を果たすことができれば」と語った。
在米詩人のエミリー・ジョンミン・ユンさん(29)が旧日本軍慰安婦被害女性の証言に基づいて書いたデビュー詩集『私たち種族の特別な残忍さ(A Cruelty Special to Our Species)』(2018年)の韓国語翻訳本出版にあわせて13日、記者懇談会を開いた。
「証言」「日常の不運」などを通してユンさんは戦争の暴力、人種差別に注目した。印刷方式が独特だ。おばあさんの証言は一文章を一度に読むのが容易ではない。行が何度も変わり小節が離れている。「詩を読むことを面倒にして内容と連結したかった」。ユンさんはこのような作業を「探す詩(found poetry)」と説明した。
2002年にカナダに移住したユンさんは米国ニューヨーク大学文芸創作修士課程中に「証言」などの草案を書いた。序文で「『慰安婦』の歴史を知る者が米国にはそれほど多くないことを知り、被害者の声を聞かせたいと思って書き始めたあと、止まらなかった」とした。ユンさんは韓国語版に関連して「韓国では慰安婦の歴史を伝える必要はないが、『知らせる』ではなく『持続させる』役割を果たすことができれば」と語った。
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