昨年4月に設立された東京国際金融機構の動きがあわただしくなっている。この機関は「世界金融都市東京」を掲げて海外企業誘致活動を行う専門化された窓口だ。最近になり香港にアジア・太平洋本部を置いていた西欧の投資会社から移転の問い合わせが殺到しているという。
香港企業と人材の東京への誘致に力を入れることにした日本政府と政界は鼓舞された雰囲気だ。麻生太郎財務相は4日の閣議後の記者会見で、「香港は危ないというのであれば、(企業などが)ほかのところに移り始めるのは当然の話。日本としても金融ハブとしての意識というようなものを持って対応していく心構えは持っておかなければならない」と改めて意思を示した。
香港企業と人材の東京への誘致に力を入れることにした日本政府と政界は鼓舞された雰囲気だ。麻生太郎財務相は4日の閣議後の記者会見で、「香港は危ないというのであれば、(企業などが)ほかのところに移り始めるのは当然の話。日本としても金融ハブとしての意識というようなものを持って対応していく心構えは持っておかなければならない」と改めて意思を示した。
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