ソウル市内の青年住宅 [中央フォト]
国際通貨基金(IMF)の統計によると、2018年10-12月期から2019年7-9月期にかけて63カ国のうち45カ国の住宅価格が上がった中、韓国住宅価格上昇率は1.1%で37番目だった。このうち経済協力開発機構(OECD)加盟国37カ国だけをみると、韓国住宅価格の上昇率は26番目で中下位圏にすぎなかった。IMFは2000年4-6月期を基準(100)に物価上昇を反映した世界63カ国の住宅価格を単純平均した該当指数を四半期ごとに算出している。
63カ国のうち最も住宅価格が大きく上がった国はフィリピン(20.0%)で、ポルトガル(10.5%)、ラトビア(10.4%)も2けた上昇率だった。ドイツ(3.4%)、フランス(2.3%)、中国(2.3%)、米国(1.6%)など主要国をはじめ、シンガポール(1.6%)、台湾(1.4%)も韓国より上昇率が高かった。
一方、日本(1.0%)、イタリア(0.1%)、英国(-0.6%)、香港(-4.4%)、オーストラリア(-5.3%)は韓国より低かった。
IMFが提示した韓国の住宅価格上昇率は8月第1週基準でソウルのマンションを借りる費用が58週連続で上昇するなど国内マンション価格が上昇しているのとは距離がある。専門家はこうした差を統計的な錯視と分析している。IMFの統計は、ソウルを含む全国を対象にし、価格が急騰したソウルのマンションだけでなく相対的に上昇幅が小さいマンションなど類型が異なる住宅まで含めて出した結果ということだ。
一方、IMFが2010年を基準(100)に集計したOECD所属32カ国の所得に対する住宅価格も、韓国(90.56)はイタリア(90.36)に次いで2番目に住宅価格が相対的に上がっていないことが分かった。また、賃貸料に対する住宅価格(2010年=100)も韓国は99.65で、該当数値が把握された39カ国のうち33番目だった。
これに先立ちOECDも前日に公開した「2020OECD韓国経済報告書」で、韓国の住宅価格について「長期的な推移で見ると、全国単位の実質住宅価格などはOECD平均と比較して安定傾向を維持している」と評価した。
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