集中豪雨と昭陽江ダムの放流によって韓国を代表する観光地「南怡島」が浸水被害を受けた。船着き場「南怡ナル」の様子。[写真 南怡島]
北漢江の水位が高まりながら南怡島が浸水被害を受けた。川辺散歩道が完全に浸水した様子。[写真 南怡島]
京畿道加平郡(キョンギド・カピョングン)に位置する船着き場。南怡島に向かう船が発着する場所だ。進入を統制するために線が引かれている。[写真 南怡島]
5日夜、水位が高まった船着き場を点検する南怡島の職員の様子。[写真 南怡島]
南怡島はこれまで台風の被害を受けたことはあるが、このように長い間、集中豪雨に襲われたことはなかった。集中豪雨が始まった7月31日から6日午前まで、南怡島には550ミリを超える雨が降リ注いだ。5日、昭陽江ダムの放流を始めたうえ、山から降りてくる渓谷の水が北漢江と合流して水位が急速に高まり、被害がより大きくなった。南怡島のチョン・ミョンジュン代表は「島でも低地帯である船着き場周辺と川辺散歩道は膝の高さまで水に浸かった」とし「今回のような大雨の被害は、ここ20年はなかった」と話した。
現在、南怡島は浸水した一部施設が誤作動を起こしており、浮遊物も引き続き流れてきていて被害はさらに拡大するものと予想される。チョン氏は「昭陽江ダムの放流量が減少し、北漢江の水位が低くなると予想される週末なら正常運営を再開できると予想する」とし「被害を受けた施設を迅速に復旧できるようにしたい」と話した。
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