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LGエレクトロニクスの家電、世界1位に…ワールプールより収益3倍

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

[写真 LGエレクトロニクス]

LGエレクトロニクスがワールプールを抜いて上半期の世界1位の家電会社になった。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波にもかかわらず、市場の見通しを超える実績をあげた。

LGエレクトロニクスは4-6月期の連結基準で売り上げ2兆8340億ウォン(約2500憶円)、営業利益4931億ウォンとなったと30日、知らせた。売り上げは昨年同期より17.9%、1-3月期より12.9%それぞれ減少した。営業利益も昨年同期より24.1%、1-3月期に比べ54.6%減少した。しかし、新型肺炎で世界最大の家電市場である米国と欧州などの家電売り場が5月まで事実上シャットダウン(閉鎖)されたことを考えると、肯定的な成績とみられる。

特に、生活家電(H&A)部門が稼ぎ頭だ。4-6月期におけるH&Aの売り上げは5兆1551億ウォン、営業利益は6280億ウォンとなった。7日暫定実績が公開される前までは、証券業界は営業利益を5000億ウォン台と見通されたが、これを上回ったわけだ。業界ではスタイラー・乾燥機・食器洗い機などプレミアム新家電販売が好調を見せたことを理由にあげられる。


上半期全体でもLGは売り上げと営業利益いずれもワールプールを圧倒した。営業利益では、誰が商売が上手だったのかさらに明らかにあらわれる。LGエレクトロニクスのH&A部門は上半期に1兆3815億ウォンの営業利益となったが、ワールプールは3分の1にも及ばない3億3700万ドルに過ぎなかった。13.1%(LG)と4%(ワールプール)で営業利益率もはっきりと比べられる。

スマートフォン(MC)部門は売り上げ1兆3087億ウォンに2065億ウォンの営業損失を計上した。それでも前年同期比1000億ウォン、前四半期比300億ウォンの赤字を減らした。



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