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「安倍謝罪像」作った植物園園長「外交問題への飛び火は望まない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
少女像の前に日本の安倍晋三首相がひざまずいて謝罪する姿の銅像を作った韓国自生植物園のキム・チャンリョル園長は、「極めて個人的なことで、外交問題に飛び火することを望まない」と話した。

キム園長は来月10日に江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)の五台山(オデサン)で「永遠の贖罪(A heartfelt apology)」という名前の銅像の除幕式を行い一般に公開する予定だ。この銅像は安倍首相が少女像の前にひざまずいて謝罪する姿で、日本政府が「日韓関係に決定的な悪影響を与える」として遺憾を示したものだ。

キム園長は28日に中央日報との電話インタビューを通じ、「植物園に小さな銅像をひとつ作ったものだが、日本が問題にして出るならばそれは彼らの自由。(私の)考えを表現した作品で、当初から社会的にも政治的にも問題化することを望んでいなかった」とした。


キム園長はまた「個人が作って設置した銅像に対し異議を提起しようとするなら大韓民国政府が私を相手にすべきこと。(私は)70代半ばでただ草取りをしている人なのに何の政治的意図があるのか。事態がこのように大きくなるとは思わなかった」と説明した。

彼は外交的紛争を懸念して銅像を作る過程で「安倍」という言葉をただの一度も使っておらず、命名することもなかったという。ただキム園長は日本の歪曲された歴史意識に対しては明確に一線を引いた。慰安婦の存在を否定し、独島(ドクト、日本名・竹島)を紛争対象にするなど日本が反省していないという理由からだ。

キム園長は「銅像を見て日本政府が過敏に反応することも恥辱的に考えることもできる。しかし彼らの過ちと比較すれば何でもない。日本が歴史を否定しないならば羞恥心もないだろう」とした。

銅像が一般に公開されることと関連し、キム園長は「作っておいて自慢するものではないが見る価値はある。価値と志を同じくするならば意味があるだろう。植物園に見どころをひとつ作ったと考え問題化しないことを望む」と頼んだ。

キム園長は「否定的にだけ見れば終わりがなく限りがない。肯定的に見てくれれば良いだろう。子どもたちが手をつないで行き来する道で立ち寄って1回ずつ見て行けば良いという素朴な望みだけ」と話した。

彼は彫刻家のワン・グァンヒョン氏に依頼して銅像を制作した。キム園長は「私が依頼した。(ワン氏に)きれいに作ってほしいと頼んだ」と話した。





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