韓国国内の輸入自動車ブランドのうち、ポルシェ、ボルボ、メルセデスベンツがサービス部門で着実に高い評価を受けていることが分かった。過去2年間の韓経輸入車サービス指数(KICSI)評価点を見ると、これら3ブランドだけが上位5位に毎回入っている。輸入車業界ではサービスインフラを拡充して料金および部品費を引き下げる努力をしたブランドが高い評価を受けたという分析が出ている。
◆4回連続1位のポルシェは2位に
11回目のKICSI評価で最も高い点数を受けたブランドは日本のレクサスだった。レクサスは今回のKICSI評価で75.9点(以下、100点満点)だった。レクサスはこれまでも上位圏のブランドだったが、前回の調査(昨年下半期)では日本製品不買運動の余波で順位が6位にまで落ちた。
消費者(満20歳以上の輸入車運転者1200人)対象のアンケート調査結果の定性評価(アンケート調査)で1位(78.7点)だった。アフターサービス(AS)インフラをどれほど構築したかを表す指標の定量評価では73.0点で4位だった。損害率(保険会社の顧客からの保険料収入に対する支給保険金の比率)、修理期間、クレーム件数、車両整備用作業台数などが定量評価の対象だ。
KICSIのイ・ヒョンジェ評価委員長(国民大経営大教授)は「国民の間で反日感情がまだ完全になくなったわけではないが、レクサス所有者の雰囲気はやや変わったようだ」とし「不買運動以降、レクサスがサービスによりいっそう注力し、その影響で高い点数を受けたと解釈される」と述べた。
2位はドイツのスポーツカーブランドのポルシェ(74.9点)だった。ポルシェは2018年上半期の7回目の調査当時から評価対象に含まれたが、その後4回連続1位となり、今回初めて2位に落ちた。定性評価(2位)と定量評価(3位)でともに高い評価を受けた。高性能スポーツカーブランドという特性のため「忠誠顧客」の比率が相対的に高く、最近は販売台数が増えたことで古い車両の比率が低下した結果と解釈される。
スウェーデンのボルボが3位、ドイツのメルセデスベンツが4位だった。両ブランドともに順位の変動はなかった。ベンツは定量評価で2位(74.1点)となり、ASインフラを構築しているという評価を受けた。ボルボは定性評価が5位、定量評価が6位だった。過去2年間の調査で着実に上位圏(1-5位)に入っているブランドはポルシェ、ボルボ、ベンツだ。ポルシェは1-2位、ベンツとボルボは3-4位を維持している。
◆日産、プジョー、フォルクスワーゲンは下位圏
日本のブランドはほとんど順位が上がった。前回の調査で急落した順位が元に戻ったという評価だ。定性評価は該当ブランド車両の所有者を対象に行われるだけに、昨年激しかった反日感情の影響が相対的に小さいという分析だ。1位のレクサスのほか、トヨタが8位から5位に、インフィニティは13位から8位に上がった。日産(17位)、プジョー(16位)、フォルクスワーゲン(15位)、クライスラー・ジープ(14位)は下位圏にとどまった。
項目別の点数を見ると、ブランド別に強い分野が異なる。所有者の満足度を基準とする定性評価ではレクサスが1位、ポルシェが2位だった。トヨタ、ジャガー、ボルボ、フォードなどがその後に続いた。自動車価格に対する保険料はポルシェ、ランドローバー、ベンツの順に低かった。平均修理期間はレクサス、ホンダ、ベンツなどが短い。
サービスセンターと作業台などASインフラ規模調査ではポルシェ、プジョー、ボルボなどが高い評価を受けた。
◆KICSI(=Korea economic daily Imported Car Service Index)=韓国経済新聞が2015年6月に国民大自動車研究所、韓国消費者院、保険開発院などと共同に開発した輸入車サービス評価指数。毎年上・下半期に自動車価格に対する保険料と損害率、クレーム件数、修理期間など量的指標と消費者アンケート調査に基づく質的指標を50対50で反映して点数化する。
◆4回連続1位のポルシェは2位に
11回目のKICSI評価で最も高い点数を受けたブランドは日本のレクサスだった。レクサスは今回のKICSI評価で75.9点(以下、100点満点)だった。レクサスはこれまでも上位圏のブランドだったが、前回の調査(昨年下半期)では日本製品不買運動の余波で順位が6位にまで落ちた。
消費者(満20歳以上の輸入車運転者1200人)対象のアンケート調査結果の定性評価(アンケート調査)で1位(78.7点)だった。アフターサービス(AS)インフラをどれほど構築したかを表す指標の定量評価では73.0点で4位だった。損害率(保険会社の顧客からの保険料収入に対する支給保険金の比率)、修理期間、クレーム件数、車両整備用作業台数などが定量評価の対象だ。
KICSIのイ・ヒョンジェ評価委員長(国民大経営大教授)は「国民の間で反日感情がまだ完全になくなったわけではないが、レクサス所有者の雰囲気はやや変わったようだ」とし「不買運動以降、レクサスがサービスによりいっそう注力し、その影響で高い点数を受けたと解釈される」と述べた。
2位はドイツのスポーツカーブランドのポルシェ(74.9点)だった。ポルシェは2018年上半期の7回目の調査当時から評価対象に含まれたが、その後4回連続1位となり、今回初めて2位に落ちた。定性評価(2位)と定量評価(3位)でともに高い評価を受けた。高性能スポーツカーブランドという特性のため「忠誠顧客」の比率が相対的に高く、最近は販売台数が増えたことで古い車両の比率が低下した結果と解釈される。
スウェーデンのボルボが3位、ドイツのメルセデスベンツが4位だった。両ブランドともに順位の変動はなかった。ベンツは定量評価で2位(74.1点)となり、ASインフラを構築しているという評価を受けた。ボルボは定性評価が5位、定量評価が6位だった。過去2年間の調査で着実に上位圏(1-5位)に入っているブランドはポルシェ、ボルボ、ベンツだ。ポルシェは1-2位、ベンツとボルボは3-4位を維持している。
◆日産、プジョー、フォルクスワーゲンは下位圏
日本のブランドはほとんど順位が上がった。前回の調査で急落した順位が元に戻ったという評価だ。定性評価は該当ブランド車両の所有者を対象に行われるだけに、昨年激しかった反日感情の影響が相対的に小さいという分析だ。1位のレクサスのほか、トヨタが8位から5位に、インフィニティは13位から8位に上がった。日産(17位)、プジョー(16位)、フォルクスワーゲン(15位)、クライスラー・ジープ(14位)は下位圏にとどまった。
項目別の点数を見ると、ブランド別に強い分野が異なる。所有者の満足度を基準とする定性評価ではレクサスが1位、ポルシェが2位だった。トヨタ、ジャガー、ボルボ、フォードなどがその後に続いた。自動車価格に対する保険料はポルシェ、ランドローバー、ベンツの順に低かった。平均修理期間はレクサス、ホンダ、ベンツなどが短い。
サービスセンターと作業台などASインフラ規模調査ではポルシェ、プジョー、ボルボなどが高い評価を受けた。
◆KICSI(=Korea economic daily Imported Car Service Index)=韓国経済新聞が2015年6月に国民大自動車研究所、韓国消費者院、保険開発院などと共同に開発した輸入車サービス評価指数。毎年上・下半期に自動車価格に対する保険料と損害率、クレーム件数、修理期間など量的指標と消費者アンケート調査に基づく質的指標を50対50で反映して点数化する。
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