実際、2人の関係は「政敵」という表現以上に長期間よくなかった。5年前の2015年2月、共に民主党の前身・新政治民主連合の党代表を決める全党大会にともに出馬した文大統領と朴候補は激しく競合した。あるテレビ討論で朴候補が「文在寅候補は今日、非盧(非盧武鉉)との全面戦争を宣言している。親盧が必ず選挙で敗れる理由が分かる」と述べると、文大統領は「親盧、非盧の話はもうやめよう」と反発した。朴候補は翌年1月に民主党を離党し、2017年には国民の党の代表として「ムンモーニング」時期(文大統領を毎朝批判)時期を過ごした。
2人はこのような関係だが、文大統領はなぜ朴候補を抜てきしたのか。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)関係者は5日、記者らと会ってその背景を説明した。