韓国人の周辺国に対する敵対感が大きくなったことが分かった。東アジア研究院(EAI、院長ソン・ヨル)と成均館(ソンギュングァン)大学東アジア共存協力研究センター〔EACC、センター長李淑鍾(イ・スクジョン)〕、中央日報が実施した「2020年韓国人のアイデンティティ」調査の結果だ。
中国に「敵対的」な感情を有しているという回答が40.1%で2015年(16.1%)に比べ24%ポイント増加した。「友好的」は50.0%から20.4%に29.6%ポイント落ちた。日本に対する敵体感は58.8%から71.9%に13.1%ポイント増え、友好的感情は17.3%から9.9%に低くなった。李淑鍾教授は「中国は2015~2016年THAAD導入をめぐる強力な反対とその後の経済報復が、日本は2019年韓国に対するホワイトリスト地位排除などが敵対感を強化したとみられる」と分析した。
中国と日本に比べて低い数値だが、米国に対する敵対感も大きくなったことが分かった。2015年4.8%から2020年10.2%に2倍以上に増えた。友好的な感情は77.3%から63.7%に13.6%ポイント低くなった。
米中間の主導権争いで韓国が取るべき態度について、韓国人3人に2人(63.9%)が「均衡的態度」を求め、5年前(64.2%)とほぼ同じ水準となった。韓国が米国との関係を強化しなければならないという回答は5年前より小幅で増加(22.7%→24.9%)した一方、中国は減少(13.1%→11.1%)した。今回の調査は、韓国リサーチが全国満18歳以上の男女1003人を対象に5月6日から27日まで面接員による対面面接調査(PI)方式で実施した。2005年から5年周期で調査しており、今年で4回目となる。
中国に「敵対的」な感情を有しているという回答が40.1%で2015年(16.1%)に比べ24%ポイント増加した。「友好的」は50.0%から20.4%に29.6%ポイント落ちた。日本に対する敵体感は58.8%から71.9%に13.1%ポイント増え、友好的感情は17.3%から9.9%に低くなった。李淑鍾教授は「中国は2015~2016年THAAD導入をめぐる強力な反対とその後の経済報復が、日本は2019年韓国に対するホワイトリスト地位排除などが敵対感を強化したとみられる」と分析した。
中国と日本に比べて低い数値だが、米国に対する敵対感も大きくなったことが分かった。2015年4.8%から2020年10.2%に2倍以上に増えた。友好的な感情は77.3%から63.7%に13.6%ポイント低くなった。
米中間の主導権争いで韓国が取るべき態度について、韓国人3人に2人(63.9%)が「均衡的態度」を求め、5年前(64.2%)とほぼ同じ水準となった。韓国が米国との関係を強化しなければならないという回答は5年前より小幅で増加(22.7%→24.9%)した一方、中国は減少(13.1%→11.1%)した。今回の調査は、韓国リサーチが全国満18歳以上の男女1003人を対象に5月6日から27日まで面接員による対面面接調査(PI)方式で実施した。2005年から5年周期で調査しており、今年で4回目となる。
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