洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官
◆消費が増加
政府が最初に前に出したのは消費指標だ。今年1-3月に前月比で減少した小売販売は4月に5.3%増、5月に4.6%増となった。サービス業生産も3月は前月比で4.4%減少したが、4月は0.5%増え、5月は2.3%と増加幅を拡大した。緊急災難支援金が消費の増加に寄与したというのが政府の評価だ。
◆経済心理が反騰
5月以降、消費者心理も上昇に転じた。今年1月に基準点の100を超えていた消費者心理指数は4月までに70.8まで落ちたが、5月に77.6、6月には81.8と上昇した。
◆輸出減少幅が縮小
輸出は依然として厳しい。6月の輸出も2けた減少で、3月から4カ月連続の減少となった。ただ、減少幅は縮小した。4月と5月は20%以上も減少したが、先月は10.9%減にとどまった。中国への輸出も今年に入って初めて増加(9.5%)した。
◆製造業は最悪
製造業は最悪の危機だ。製造業の平均稼働率は63.6%と、金融危機当時の2009年1月以降、最も低い。製造業の在庫率は128.6%と、通貨危機の余波があった1999年1月以降、最も高い。工場が正常に稼働せず、製品が売れず、在庫が増えているということだ。製造業が危機を迎えれば雇用問題が深刻になり、消費も減少する。政府が楽観論を話す時ではないという声が出る理由だ。
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