国防部の鄭景斗（チョン・ギョンドゥ）長官は１８日、「万が一北朝鮮が軍事的挑発を敢行するならば韓国軍は右往左往せず強力に対応するだろう」と警告した。

鄭長官はこの日午前に全国経済人連合会が陸軍会館で開催した「６・２５参戦国大使招請行事」の祝辞で、「最近北朝鮮は民間団体のビラ散布などを理由に南北共同連絡事務所を破壊した。韓半島の平和定着を望むみんなの期待を裏切った」と指摘した。

鄭長官は「軍は現状況を厳重に認識している。確固とした軍事対備態勢維持と安定的状況管理で軍事的危機が高まらないようにするだろう」と話した。


鄭長官はまた、この日韓国戦争（朝鮮戦争）の際に戦死した国連軍参戦勇士を追慕し、「国連軍は国軍とともに共産勢力をはね除けるのに輝かしい功績を立てた」と話した。

合わせて「大韓民国は新型コロナウイルス危機の中で世界防疫を先導している。Ｇ７（主要７カ国）首脳会議に正式メンバーとして招待を受けるなど、新型コロナウイルス後の時代に新たな世界秩序を率いるリーダー国のひとつとして位置づけられている」と強調した。