統一部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官が17日、辞意を表明した。金長官はこの日午後に記者室を訪れ、「書面でするより直接伝えるのが良さそうだ」としながら、「私は南北関係悪化のすべての責任を負って退くことにした」と明らかにした。
金長官は「韓半島(朝鮮半島)の平和と繁栄を望む多くの国民の要求と期待にこたえられず申し訳なく思う。南北関係の悪化と関連してだれかが責任を負わなければならないと考える」と辞任の背景を説明した。北朝鮮が最近南北関係断絶に言及し緊張レベルを高めているが、16日に開城(ケソン)工業団地内の南北共同連絡事務所を爆破したことが決定的な契機になったとみられる。
「だれかが現在の状況を収拾しなければならないのではないか」との質問に金長官は「いまの状況では雰囲気を刷新する契機を用意することも私に与えられた責務ではないかと思う」とした。
金長官は「けさ(青瓦台に辞意を)伝えた」と話し、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と事前調整があったことをほのめかした。
以下は一問一答。
「私は南北関係悪化に対するすべての責任を負って退くことにしました。韓半島に平和と繁栄を望む多くの国民の要求と期待にこたえられず申し訳ないと思います。以上です」。
――文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも話をしたか。
「私の立場を青瓦台に伝えた」
――いつ?
「けさだ」
――辞意の決心はいつか。
「先ほど話したが南北関係悪化に対してだれかが責任を負わなければならないと考え、そうした気持ちを持っていた。6・15記念演説を通じてもそれなりに現在の状況を準備しながら整理して出てきたものがあるが、みなさんが多分読んでみれば現在の状況に対する私の立場をとても抽象的だがわかるだろう」
――厳しい状況であるのはわかるが、収拾しなければならないのではないか。責任者なのに退くのが能なのか。
「いろいろ考慮した。いまの状況では雰囲気を刷新する契機を用意することも私に与えられた責務ではないかと思う」
――正確にどのタイミングで辞任すべきと考えたか。
「南北関係悪化に対し現在の状況を予想できたタイミングがあったと考える。そうした部分に対しだれかが責任を負わなければならないと考える」
――そのタイミングはいつか。
「残念だが離れる時は黙って去るものだ。配慮してほしい」。
金長官は「韓半島(朝鮮半島)の平和と繁栄を望む多くの国民の要求と期待にこたえられず申し訳なく思う。南北関係の悪化と関連してだれかが責任を負わなければならないと考える」と辞任の背景を説明した。北朝鮮が最近南北関係断絶に言及し緊張レベルを高めているが、16日に開城(ケソン)工業団地内の南北共同連絡事務所を爆破したことが決定的な契機になったとみられる。
「だれかが現在の状況を収拾しなければならないのではないか」との質問に金長官は「いまの状況では雰囲気を刷新する契機を用意することも私に与えられた責務ではないかと思う」とした。
金長官は「けさ(青瓦台に辞意を)伝えた」と話し、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と事前調整があったことをほのめかした。
以下は一問一答。
「私は南北関係悪化に対するすべての責任を負って退くことにしました。韓半島に平和と繁栄を望む多くの国民の要求と期待にこたえられず申し訳ないと思います。以上です」。
――文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも話をしたか。
「私の立場を青瓦台に伝えた」
――いつ?
「けさだ」
――辞意の決心はいつか。
「先ほど話したが南北関係悪化に対してだれかが責任を負わなければならないと考え、そうした気持ちを持っていた。6・15記念演説を通じてもそれなりに現在の状況を準備しながら整理して出てきたものがあるが、みなさんが多分読んでみれば現在の状況に対する私の立場をとても抽象的だがわかるだろう」
――厳しい状況であるのはわかるが、収拾しなければならないのではないか。責任者なのに退くのが能なのか。
「いろいろ考慮した。いまの状況では雰囲気を刷新する契機を用意することも私に与えられた責務ではないかと思う」
――正確にどのタイミングで辞任すべきと考えたか。
「南北関係悪化に対し現在の状況を予想できたタイミングがあったと考える。そうした部分に対しだれかが責任を負わなければならないと考える」
――そのタイミングはいつか。
「残念だが離れる時は黙って去るものだ。配慮してほしい」。
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