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【コラム】100年の記憶、100年の戦争=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ちょうど20年前のきょうだ。2000年6月15日、金大中(キム・デジュン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は6・15南北共同宣言を発表した。1945年の解放後、南北の最高指導者が直接会って発表した初めての宣言だった。平和統一と離散家族問題解決、南北交流など5項目に署名した。

20年が過ぎたいま、韓半島(朝鮮半島)周辺の気象図はまっ暗だ。米中の激しい対立に続き北朝鮮は連日韓国に向け非難・脅迫攻勢を浴びせている。南北通信線を遮断し、軍事的行動まで予告した。20年前の南北共同宣言はさておき、2年前に相互誹謗中断に合意した板門店(パンムンジョム)宣言も紙切れになる境遇だ。北朝鮮へのビラ散布をめぐる韓国国内の対立も最高潮に達した。平和統一という単語を切り出すこと自体が井戸でおこげを探したり、木で魚を探したりするような格好となった。


時季外れの話のようだが20年前に戻ってみる。2000年の首脳会談で金正日国防委員長が金大中大統領に「統一の過程がどれだけかかると思いますか」と尋ねた。金大統領は「南北が本当に協力すれば10年から20年後」と答えた。金委員長の考えは違った。「40年から50年かかるだろう」と話した。対話の文言だけ見れば金大統領が間違っていた形だ。2020年現在、統一は依然として遙かに遠い。「南北が本当に協力すれば」との但し書きは付いているけれどだ。


このエピソードは当時の林東源(イム・ドンウォン)国家情報院長が公開したものだ。11日に公開されたドキュメンタリー映画『百年の記憶』に登場する。フランス出身のピエール・オリビエ・フランソワ監督は南北にこまめに通いながら双方の主要人物とインタビューし、世界各地で収集した資料を加え南北の過去と現在を調べた。いわば「第3の視線」で激動の100年の歳月をバランスよく見せる。監督は韓国を15回、北朝鮮を8回訪問したという。

『百年の記憶』は別の見方をすれば新しくない。普通の韓国人ならおなじみの内容が多い。韓国をよく知らない欧州の観客を意識したためかもしれない。112分と制限された画面の中に20世紀の南北の権力浮沈と揺れ動く国際情勢を盛り込んだため情報量が多く、展開スピードが速い方だ。韓国の立場からも参考にできる部分は少なくない。特に北朝鮮社会に対する北朝鮮高位幹部の肉声を聞くことができる。

例えば北朝鮮記録映像監督のリ・トンソプは90年代の苦難の行軍時代に「お腹がすいて草の根を掘って食べ木の皮をはがした。子どもの手を見る親の胸は痛かった」と話した。金正日時代の先軍政治の暗い側面だ。リ・ジョンヒョク祖国統一研究院長は「90年代の東欧社会主義陣営の挫折で北朝鮮は自力更正の意志をさらに強く固めることになった」と伝えた。西側勢力に抵抗してきた集団的組織力の崩壊にともなう避けられない選択を取り上げた。

『百年の記憶』の英文原題は『Korea,A hundred years of war』だ。分断と戦争、対立と反目の歴史に沿って南北の差異点と共通点を見せる。韓国戦争(朝鮮戦争)70周年を迎える今年はさらに格別にやってくる。「2000年の南北首脳会談当時韓半島に関心を持つことになった。編集の魔法にすぎなくても映画では南と北が互いに対話をする。この映画がDMZの上に小さな橋を架けられるよう望む」という監督の所感も傾聴に値する。

フランソワ監督は映画の冒頭で檀君(タングン)を見せる。平壌(ピョンヤン)近郊の檀君王陵とソウル・社稷壇(サジクダン)の檀君神殿を併置した。南北共同のルーツとして檀君に注目した。19世紀末の国難時期に檀君神話が浮上した理由にも言及した。だが檀君を見る南北のそれぞれ異なる見方にまでは進めなかった。記者も14年前に平壌の檀君王陵を訪問したことがあるが、体制正当化のための巨大なピラミッド型石造物の前で苦笑いするほかなかった。監督が映画の節々に配置したテコンドーの型も南北間でまだ合意したものはない。

統合は違いを前提とする。南北当局者の声を同じように配置した外国映画が劇場にかかったのも突き詰めれば韓国内部の力と自信が蓄積されたものと解釈できる。いま目の前の韓半島は極度の緊張状態に陥ったが、これもまたもっと大きな明日に向けた陣痛だと考えればまさに白昼夢にすぎないものだろうか。特定の時期ではなく歴史という延長線で眺める度量が求められるこのごろだ。朝令暮改する北朝鮮の戦術に厳正に対処しながらだ。檀君神話の勝者はあせったトラではなく、ばか正直なクマだった。フランソワ監督も実に10年をかけて作品を完成させたが、当事者であるわれわれが瞬間瞬間の悲喜に振り回される理由はなさそうだ。

パク・ジョンホ/論説委員



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