脱北民の北朝鮮向けビラ散布に反発し、南北関係断絶の最初の順序として南北共同連絡事務所の閉鎖を公言した北朝鮮が9日正午から南北間のすべての通信連絡線を完全に遮断・廃棄すると明らかにした。
朝鮮中央通信は9日、「2020年6月9日午後12時から、南北共同連絡事務所を通じて維持してきた南北当局の間の通信連絡ライン、南北軍部間の東西海通信連絡線、南北通信試験連絡線、労働党中央委員会本部庁舎と青瓦台の間の直通通信連絡線を完全遮断・廃棄する」と伝えた。
通信は「金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長と金英哲(キム・ヨンチョル)党中央委副委員長が8日、対南事業部署の事業総和会議で、対南事業を徹底的に対敵事業に転換しなければならない点を強調しながら、裏切り者とくずどもが犯した量刑を正確に計算するための段階別対敵事業計画を審議し、まず先に南北間のすべての通信連絡線を完全に遮断してしまうことに対する指示を与えた」と報じた。
これに先立ち、北朝鮮は脱北民によるビラ散布に反発して南北関係断絶の最初の順序として南北共同連絡事務所の閉鎖を公言した。
連絡事務所は2018年4・27板門店(パンムンジョム)南北首脳会談の成果として、2018年9月に開所した。連絡事務所は特別な懸案がなくても、平日午前9時と午後5時の2度にかけて業務開始と締め切り通話が続いてきた。
しかし8日、北朝鮮が開所以来、初めて韓国側の電話を取らなかった。これに伴い、連絡事務所閉鎖などに言及した与正氏の警告が履行手順を踏むのではないかという懸念が出てきた。
与正氏は4日の談話で、脱北者によるビラ散布を激しく非難し、その後続措置として金剛山(クムガンサン)観光廃止、開城(ケソン)工業団地完全撤去、9・19南北軍事合意の破棄、連絡事務所閉鎖などを取り上げた。
朝鮮中央通信は9日、「2020年6月9日午後12時から、南北共同連絡事務所を通じて維持してきた南北当局の間の通信連絡ライン、南北軍部間の東西海通信連絡線、南北通信試験連絡線、労働党中央委員会本部庁舎と青瓦台の間の直通通信連絡線を完全遮断・廃棄する」と伝えた。
通信は「金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長と金英哲(キム・ヨンチョル)党中央委副委員長が8日、対南事業部署の事業総和会議で、対南事業を徹底的に対敵事業に転換しなければならない点を強調しながら、裏切り者とくずどもが犯した量刑を正確に計算するための段階別対敵事業計画を審議し、まず先に南北間のすべての通信連絡線を完全に遮断してしまうことに対する指示を与えた」と報じた。
これに先立ち、北朝鮮は脱北民によるビラ散布に反発して南北関係断絶の最初の順序として南北共同連絡事務所の閉鎖を公言した。
連絡事務所は2018年4・27板門店(パンムンジョム)南北首脳会談の成果として、2018年9月に開所した。連絡事務所は特別な懸案がなくても、平日午前9時と午後5時の2度にかけて業務開始と締め切り通話が続いてきた。
しかし8日、北朝鮮が開所以来、初めて韓国側の電話を取らなかった。これに伴い、連絡事務所閉鎖などに言及した与正氏の警告が履行手順を踏むのではないかという懸念が出てきた。
与正氏は4日の談話で、脱北者によるビラ散布を激しく非難し、その後続措置として金剛山(クムガンサン)観光廃止、開城(ケソン)工業団地完全撤去、9・19南北軍事合意の破棄、連絡事務所閉鎖などを取り上げた。
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