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国連人権報告者、対北朝鮮ビラ問題に「南北の接触・対話で解決を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が提起した対北朝鮮ビラ散布問題について、国連で北朝鮮の人権問題を担当するキンタナ特別報告者が「南北が合意して解決すべき」と勧告した。

キンタナ氏は5日(現地時間)、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長の談話に関する米ラジオ・フリー・アジア(RFA)の論評要請に対し、「南北間の合意と関連して生じる問題は、当事者間の緊密な接触と対話を通じて解決されなければいけない」と明らかにした。

キンタナ氏は「北朝鮮に飛んだ対北朝鮮ビラ風船が引き起こした今回の件で、私は北朝鮮の古くからの問題に注目することになった」と述べた。キンタナ氏は表現の自由を明示した世界人権宣言第19条を根拠に挙げながら「すべての人は国境に関係なく、すべてのメディアを通じて情報と考えを習得する権利があるが、北朝鮮ではこの権利が事実上完全に制限された」と指摘した。


これに先立ち金与正第1副部長は4日、談話を発表し、脱北者の対北朝鮮ビラ散布に不快感を表し、南北軍事合意破棄の可能性にまで言及した。続いて北朝鮮は労働党統一戦線部の報道官名義で5日に談話を発表し、対北朝鮮ビラ散布に対する非難を続けた。



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