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文大統領、退任後私邸を建てるために1100坪の土地・住宅購入…計14億7000万ウォン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻[写真 青瓦台]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻が退任後の私邸を建てるために最近、慶南梁山市(キョンナム・ヤンサンシ)の通度寺(トンドサ)近くに3860平方メートル(1167坪)の敷地と109.62平方メートル(33坪)の住宅を購入した。

カン・ミンソク青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は5日「文大統領は退任後、慶南梁山市下北面(ハブクミョン)の平山(ピョンサン)マウルで過ごす計画」とし「警護問題を理由に私邸を梁山市梅谷洞(メゴクドン)から近くの下北面に移すことにした」と話した。

この日、梁山市によると、青瓦台警護処は昨年末から文大統領の新しい私邸と大統領警護処の勤務施設などを建てるために土地購入を準備し、4月文大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人、大統領警護処は梁山市下北面芝山里(チサンリ)313番地と363-2~6番地3860平方メートルの土地と敷地内2階一戸建ての住宅(1階87.3平方メートル、2階22.32平方メートル)を14億7000万ウォン(約1憶3000万円)で購入した。


土地相場は3.3平方メートル当たり100~150万ウォン程度で、文大統領は相場とおり私邸敷地を購入したことが分かった。新しい私邸が建てられる所は通度寺近くで、住宅、カフェ、食堂などが集まって梁山では交通が便利な方だ。

一部では文大統領が梁山地域の交通の要地に私邸を購入したことをめぐり、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領のように開かれた私邸を構想しているためだと解釈した。

しかし、芝山里平山マウル一帯は車一台がかろうじて通るほど田舎道が続いているうえに、私邸の敷地は丘地形にあるせいで開放型で建物を建てることは難しいものとみられる。

これについて、青瓦台関係者は文大統領は退任後何もしない予定だとして開かれた私邸は行き過ぎた解釈だとした。平山マウルは京釜(キョンブ)高速道路から直線距離で2キロメートル離れており、KTX蔚山(ウルサン)駅とは12キロメートル離れている。私邸敷地から約2キロメートル離れたところに通度寺があり、昨年10月亡くなった母親の故姜韓玉(カン・ハノク)さんの墓地との距離は13キロメートル程度だ。

文大統領の現在の私邸である梁山市梅谷マウルと母親の墓地が用意された梁山空公園との距離は25キロメートルで、私邸を移す場合墓地とさらに近くなる。

梁山市関係者は「大統領が当選前に留まっていた梁山梅谷洞の私邸は地形的に警護上の問題が提起され、新しい敷地を探してきたと聞いた」として「退任後、こちらで留まるとみられる」と話した。



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