「新花嫁」。韓国の女子プロゴルファー李ボミ(イ・ボミ、32)が最近よく言われるという言葉だ。李ボミは俳優のイ・ワン(36、実名キム・ヒョンス)と2年余りの熱愛の末、昨年12月28日にソウル江南区細谷洞(カンナムグ・セゴクトン)の聖堂で結婚式を挙げた。笑顔になる日が増えたことから「結婚してよかった」という言葉が自然に口からこぼれる。
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡大で李ボミは主な活動舞台である日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーに出場できずにいる。代わりに第42回韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)チャンピオンシップの出場で今季をスタートさせた。結婚直後には米国に5週間の転地トレーニングにも行ってきた。李ボミは「今季は必ず一度優勝したい」と静かな闘志を燃やした。李ボミの公式大会最後の優勝は2017年8月JLPGAツアーCATレディースだった。
揺るぎない今季の目標とは別に、李ボミは最近、幸せな新婚生活を満喫している。インターネットの映像レシピを見てコチュジャンサンギョプサル(甘辛豚バラ炒め)、タッポックムタン(鶏炒めスープ)などを作って夫と一緒に食べた。李ボミは「オッパ(=イ・ワン)は美味しそうに食べてくれた。『まずかったら食べなくてもいいよ』と言ったが、完食してくれた」とうれしそうに話した。夫自慢は続いた。李ボミは「オッパの長所は大きな声を出さないで、対話を通じて気持ちを和らげてくれることだ。恋愛していたときから一度も口喧嘩をしたことがない」と付け加えた。結婚6カ月の新妻そのものだった。
夫とは神父の紹介で出会い、ゴルフのおかげですぐに仲良くなった。女優キム・テヒの弟である俳優イ・ワンとトップクラスのゴルファー李ボミの結婚は大きな話題をさらった。日本スポーツメディアも先を争って結婚の便りを伝えた。記事のコメント欄には数千件の祝賀メッセージが書き込まれた。
李ボミは初めてのスランプを夫に会ったおかげで克服した。2015・16年に2年連続JLPGAツアー賞金女王になるなど最高の成果を出したが、2018年初めに指をケガしてからはスランプに陥っていた。李ボミは「毎日泣いてばかりいた。あれをしてもダメ、これをしてもダメ、こういうことは初めてだった」と回想した。夫が力になったのがちょうどその時だ。李ボミは「不平・不満が多く、『これ以上無理かも』とも考えた。そんなときはオッパが『今まで上手にやってきたじゃないか。欲張らないほうがいい』と慰めてくれた」と伝えた。
李ボミとの交際の中で、夫はロードマネジャーを自任した。移動のときは運転手を、練習や試合のときは応援団長も買って出た。大学で体育学を専攻していた夫は競技力に役立つ実質的な助言も惜しまなかった。逆に、夫にとっては妻が最高のゴルフコーチだ。李ボミは「初めて会ったときオッパのスコアは80代初中盤だったが、、最近2オーバーだった。パットが上手だ。私のアドバイスをよく吸収して実力が伸びた。おもしろい」と話した。
2011年に日本に拠点を移した李ボミは9年間のJLPGAツアーで通算21勝、累積賞金8億4262万2290円を記録した。日本で最も成功した韓国女ゴルファーの一人に数えられる。いつも明るい表情に、小柄な身長、そして困難を勝ち抜いてきた個人史が加わり、日本では漫画のキャラクターにたとえて「スマイルキャンディ」という愛称までついている。
試合にすべてをかけていた20代が過ぎ、30代に入った李ボミはもう少し柔軟な心で選手生活をしたいと思っている。李ボミは「これまで『いついつまでしよう』と何度も考えた。今は考えが変わった。『いつになるか分からないが、あえて決めずに、与えられた時間は最善を尽くそう』と考えるようになった。もう少し楽しみたい」と話した。
フィールドではライバルだった朴仁妃(パク・インビ)や申智愛(シン・ジエ)、崔羅蓮(チェ・ナヨン)らと2018年末からグループを作った。李ボミは「フィールドではゆっくりと話ができなかったが、グループではゴルフについてお互いにたくさんの話を交換する。さらにお互いについてもっと深く知れるようになった。私と仁妃以外のメンバーはまだ結婚していない。素敵な花嫁になれる人ばかりだ。はやく結婚できればと思う」と話した。
李ボミは今月初め、運転免許を取った。夫や母親にすべて任せるのではなく、何でも一人でやってみようという理由からだ。李ボミは「一人の娘から一人の妻になった。さらに大人になり成熟した気持ち」と話した。次の夢を尋ねる質問には「明るくてポジティブな人だったと皆に覚えていてもらいたい。引退する時、『選手生活、本当によく頑張った』と言って終止符を打つことができたら何よりだ」と答えた。「子どもはその後で」という彼女は「子どもはオッパに似ているといいな」と言って照れ笑いを浮かべた。
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡大で李ボミは主な活動舞台である日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーに出場できずにいる。代わりに第42回韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)チャンピオンシップの出場で今季をスタートさせた。結婚直後には米国に5週間の転地トレーニングにも行ってきた。李ボミは「今季は必ず一度優勝したい」と静かな闘志を燃やした。李ボミの公式大会最後の優勝は2017年8月JLPGAツアーCATレディースだった。
揺るぎない今季の目標とは別に、李ボミは最近、幸せな新婚生活を満喫している。インターネットの映像レシピを見てコチュジャンサンギョプサル(甘辛豚バラ炒め)、タッポックムタン(鶏炒めスープ)などを作って夫と一緒に食べた。李ボミは「オッパ(=イ・ワン)は美味しそうに食べてくれた。『まずかったら食べなくてもいいよ』と言ったが、完食してくれた」とうれしそうに話した。夫自慢は続いた。李ボミは「オッパの長所は大きな声を出さないで、対話を通じて気持ちを和らげてくれることだ。恋愛していたときから一度も口喧嘩をしたことがない」と付け加えた。結婚6カ月の新妻そのものだった。
夫とは神父の紹介で出会い、ゴルフのおかげですぐに仲良くなった。女優キム・テヒの弟である俳優イ・ワンとトップクラスのゴルファー李ボミの結婚は大きな話題をさらった。日本スポーツメディアも先を争って結婚の便りを伝えた。記事のコメント欄には数千件の祝賀メッセージが書き込まれた。
李ボミは初めてのスランプを夫に会ったおかげで克服した。2015・16年に2年連続JLPGAツアー賞金女王になるなど最高の成果を出したが、2018年初めに指をケガしてからはスランプに陥っていた。李ボミは「毎日泣いてばかりいた。あれをしてもダメ、これをしてもダメ、こういうことは初めてだった」と回想した。夫が力になったのがちょうどその時だ。李ボミは「不平・不満が多く、『これ以上無理かも』とも考えた。そんなときはオッパが『今まで上手にやってきたじゃないか。欲張らないほうがいい』と慰めてくれた」と伝えた。
李ボミとの交際の中で、夫はロードマネジャーを自任した。移動のときは運転手を、練習や試合のときは応援団長も買って出た。大学で体育学を専攻していた夫は競技力に役立つ実質的な助言も惜しまなかった。逆に、夫にとっては妻が最高のゴルフコーチだ。李ボミは「初めて会ったときオッパのスコアは80代初中盤だったが、、最近2オーバーだった。パットが上手だ。私のアドバイスをよく吸収して実力が伸びた。おもしろい」と話した。
2011年に日本に拠点を移した李ボミは9年間のJLPGAツアーで通算21勝、累積賞金8億4262万2290円を記録した。日本で最も成功した韓国女ゴルファーの一人に数えられる。いつも明るい表情に、小柄な身長、そして困難を勝ち抜いてきた個人史が加わり、日本では漫画のキャラクターにたとえて「スマイルキャンディ」という愛称までついている。
試合にすべてをかけていた20代が過ぎ、30代に入った李ボミはもう少し柔軟な心で選手生活をしたいと思っている。李ボミは「これまで『いついつまでしよう』と何度も考えた。今は考えが変わった。『いつになるか分からないが、あえて決めずに、与えられた時間は最善を尽くそう』と考えるようになった。もう少し楽しみたい」と話した。
フィールドではライバルだった朴仁妃(パク・インビ)や申智愛(シン・ジエ)、崔羅蓮(チェ・ナヨン)らと2018年末からグループを作った。李ボミは「フィールドではゆっくりと話ができなかったが、グループではゴルフについてお互いにたくさんの話を交換する。さらにお互いについてもっと深く知れるようになった。私と仁妃以外のメンバーはまだ結婚していない。素敵な花嫁になれる人ばかりだ。はやく結婚できればと思う」と話した。
李ボミは今月初め、運転免許を取った。夫や母親にすべて任せるのではなく、何でも一人でやってみようという理由からだ。李ボミは「一人の娘から一人の妻になった。さらに大人になり成熟した気持ち」と話した。次の夢を尋ねる質問には「明るくてポジティブな人だったと皆に覚えていてもらいたい。引退する時、『選手生活、本当によく頑張った』と言って終止符を打つことができたら何よりだ」と答えた。「子どもはその後で」という彼女は「子どもはオッパに似ているといいな」と言って照れ笑いを浮かべた。
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