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慰安婦被害者遺族「与党要人、言論法を変えるまで静かにしていてほしいと言った」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

20日、慰安婦被害者の故クァク・イェナムさんの娘イ・ミンジュさんが「慰安婦支援金などに対して政府次元の全数調査が必要」と話した。 キム・ジュンヒ記者

「最近、地域の与党関係者が訪ねてきて『5月30日になれば(国会議員)免責特権ができ、巨大与党が誕生して言論法も変えて法を新しく作る計画だ。日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)が攻撃を受けている局面をひっくり返して防げる道が開かれるので、その時まで静かにしていてほしい』と要請ではない要請をして帰っていった」

旧日本軍慰安婦被害者の故クァク・イェナムさんの遺族であるイ・ミンジュさん(46、牧師)が20日、全羅北道全州市(チョルラブクド・チョンジュシ)の全北(チョンブク)障害者自活支援協会「自立の家」で記者会見を開いてこのように話した。共に民主党側が、正義連に批判的な声を出してきたイさんの口をふさごうとする試みがあったという主張だ。だが、イさんは民主党関係者が誰なのかは明らかにしなかった。民主党全北道党関係者は「そのような事実はない」と話した。

イさんはこの日、「残っている慰安婦被害者が生きておられる間、その方々が本当に望むことをわれわれ社会がするべき」とし「母の葬儀のとき、正義連に助けを求めたが、『支援できるものはない』という返事を受けて葬儀費全額(1800万ウォン、現レートで約157万円)を私費で払った」と話した。続いて「当時、正義連から20万ウォン、(共に民主党)尹美香(ユン・ミヒャン)当選人(正義連元理事長)から5万ウォン、康京和(カン・ギョンファ)長官から100万ウォン、崔永愛(チェ・ヨンエ)国家人権委員会委員長から20万ウォンなど弔意金があった」と付け加えた。


イさんは「正義連に関連した疑惑について記者から尋ねられたので私が体験した事実を話しただけなのに、多くの人々が私を攻撃して苦痛がとても大きい」とし「正義連が慰安婦被害者の遺族である私に直接連絡して提起された疑惑について確認したり説明したりせず残念だった」とした。

イさんは「反日も重要で日本の謝罪も重要だが、被害当事者である慰安婦は年老いて病気にかかっており、何人も残っていない」とし「これ以上手遅れになる前に、被害者の方々に行き渡るべき恩恵を中間で着服した者には審判が伴わなければならない」と話した。イさんは「正義連とナヌムの家(慰安婦被害者後援施設)事態で大きくなった各種慰安婦支援金や後援金執行内訳、生存しておられた慰安婦の生活実態に対して政府次元の全数調査が必要だ」と強調した。



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