新型コロナウイルスの余波で世界の自動車メーカーの4-6月期業績が最悪を記録すると予想される中、7-9月期には世界の自動車市場が回復するか関心が集中している。
ひとまず肯定的なシグナルがひとつふたつと出てきている。18日にワクチン開発の可能性が台頭し米国と欧州の証券市場が大きく上昇した。7-9月期には日常生活への復帰と自動車需要回復の可能性が高まるものと読まれ、自動車株も急騰した。
18日のニューヨーク証券市場でゼネラルモーターズ(GM)は前日比9.58%、フォードは8.15%上がり、ドイツのフランクフルト証券市場ではフォルクスワーゲンも8.28%上昇した。国をまたいだ移動の禁止とソーシャルディスタンスにより航空、旅行、自動車産業などの下げ幅が大きかっただけに、7-9月期に景気が持ち直せば回復効果も他の産業を凌駕するだろうという期待感のためだ。
特に世界の自動車メーカーの中でも現代・起亜自動車の回復傾向は最も速い側に属すると予想される。サムスン証券のイム・ウンギョン研究員は19日に報告書で「現代・起亜自動車は新車サイクルの中間に位置しているため7-9月期のV字回復の可視性が高まった状況で、工場稼動率などの回復が最も速いメーカー」と分析した。
現代・起亜自動車は今年初めに海外市場で新車が発売されるタイミングで新型コロナウイルスの感染拡大が始まった。したがってすでに新車は相次いで出ているため7-9月期に需要が回復すれば速い回復傾向を示すだろうという話だ。内需市場の好調で現代・起亜自動車の工場稼動率は世界のメーカーで最もリードしている。
また、先月の主要国の自動車需要増減率を見ると、工場稼動中断や隔離措置などでインドの場合、実に前年比100%減少し、事実上販売台数が0台を記録した。やはり新興市場であるロシアも72%減少、ブラジルも77%減った。
ところが現代自動車は世界の自動車メーカーのうち中国を除いた新興市場での販売比率が34.5%と最も高い。イム研究員は「減少幅が大きい市場がワクチン開発などで事態が好転すれば回復する速度が速いはずだが、現代自動車の場合、該当市場の割合が高いということは肯定的」と話した。
起亜自動車も昨年7月からインド工場で「セルトス」を、今年2月から「カーニバル」を生産し、一気にインド国内で自動車ブランド3位に上がるほど成長が急だ。1位はマルチスズキ、2位は現代自動車だ。起亜自動車は昨年4万5226台、今年は3月までで3万9677台などインド市場でこれまで8万4903台を売った。したがって人口13億人のインド市場が正常化すれば起亜自動車の回復傾向は他社をしのぐ見通しだ。
19日に現代自動車の株価は前日比7.83%上がった9万9100ウォン、起亜自動車は8.01%上がった3万1700ウォンで取引を終えた。部品関連会社の現代ウィアは14.60%、物流関連会社の現代グロービスは11.17%急騰した。
ひとまず肯定的なシグナルがひとつふたつと出てきている。18日にワクチン開発の可能性が台頭し米国と欧州の証券市場が大きく上昇した。7-9月期には日常生活への復帰と自動車需要回復の可能性が高まるものと読まれ、自動車株も急騰した。
18日のニューヨーク証券市場でゼネラルモーターズ(GM)は前日比9.58%、フォードは8.15%上がり、ドイツのフランクフルト証券市場ではフォルクスワーゲンも8.28%上昇した。国をまたいだ移動の禁止とソーシャルディスタンスにより航空、旅行、自動車産業などの下げ幅が大きかっただけに、7-9月期に景気が持ち直せば回復効果も他の産業を凌駕するだろうという期待感のためだ。
特に世界の自動車メーカーの中でも現代・起亜自動車の回復傾向は最も速い側に属すると予想される。サムスン証券のイム・ウンギョン研究員は19日に報告書で「現代・起亜自動車は新車サイクルの中間に位置しているため7-9月期のV字回復の可視性が高まった状況で、工場稼動率などの回復が最も速いメーカー」と分析した。
現代・起亜自動車は今年初めに海外市場で新車が発売されるタイミングで新型コロナウイルスの感染拡大が始まった。したがってすでに新車は相次いで出ているため7-9月期に需要が回復すれば速い回復傾向を示すだろうという話だ。内需市場の好調で現代・起亜自動車の工場稼動率は世界のメーカーで最もリードしている。
また、先月の主要国の自動車需要増減率を見ると、工場稼動中断や隔離措置などでインドの場合、実に前年比100%減少し、事実上販売台数が0台を記録した。やはり新興市場であるロシアも72%減少、ブラジルも77%減った。
ところが現代自動車は世界の自動車メーカーのうち中国を除いた新興市場での販売比率が34.5%と最も高い。イム研究員は「減少幅が大きい市場がワクチン開発などで事態が好転すれば回復する速度が速いはずだが、現代自動車の場合、該当市場の割合が高いということは肯定的」と話した。
起亜自動車も昨年7月からインド工場で「セルトス」を、今年2月から「カーニバル」を生産し、一気にインド国内で自動車ブランド3位に上がるほど成長が急だ。1位はマルチスズキ、2位は現代自動車だ。起亜自動車は昨年4万5226台、今年は3月までで3万9677台などインド市場でこれまで8万4903台を売った。したがって人口13億人のインド市場が正常化すれば起亜自動車の回復傾向は他社をしのぐ見通しだ。
19日に現代自動車の株価は前日比7.83%上がった9万9100ウォン、起亜自動車は8.01%上がった3万1700ウォンで取引を終えた。部品関連会社の現代ウィアは14.60%、物流関連会社の現代グロービスは11.17%急騰した。
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