2018年10月7日平壌(ピョンヤン)を訪問したマイク・ポンペオ米国国務長官(左)と金正恩北朝鮮国務委員長[写真 米国務省]
11日(現地時間)、米国務省が配布した報道資料によると、ポンペオ長官は8日キリスト教関連のメディアとのインタビューで「悲しくも自分たちが導くべき責務がある市民の尊厳性を害するためにトリックと虚偽情報を使って市民の尊厳を害する世界の指導者がいる」としてこのように話した。
ポンペオ長官は「プロパガンダと虚偽情報で指導者が力と地位を得る経路を選んだ国々がある」として「情報が遮断されている他の国で起きていることをみると、北朝鮮であれ基本的情報へのアプローチができない今日の中国であれ、悪いことが起きている」と指摘した。
ただし、彼は「悪いこと」が何かは具体的には説明しなかった。
ポンペオ長官は「中国共産党がどこで始まったのか、どのように始まったのか、人との感染がどのように起きたのかなどウイルスの情報を隠そうとする時点」とし「実際に、世界保健機関(WHO)を利用してストーリーをさらに発展させた」と説明した。
ポンペオ長官はその間、ドナルド・トランプ行政府の「中国責任論」の最前線で中国の隠蔽のせいで全世界が新型肺炎により莫大な被害をこうむっているという非難を浴びせてきた。
一方、北朝鮮は今まで新型肺炎感染者が一人もいないと主張している。トランプ大統領が防疫支援などに協力すると手を差し伸べたが、公開的に応じていない状況だ。
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