「韓国人を束縛する種族主義の罠から解放される時だ」として2冊目の『種族主義』著書を出した李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大経済学部教授が11日、記者懇談会で発言している。チェ・チョンドン記者
李元教授は今回の著書で1920-40年代の略取・誘拐犯罪の検挙に対する起訴率を資料として使用した。1923-41年に計4万553人が送検されたが、うち3万9621人が不起訴となった。李元教授は「全体の検挙者のうち有罪を受けた人は10%にすぎなかった」とし「不起訴の根拠は慰安婦本人の就職事由書、戸主の就職同意書などだった」と分析した。すなわち旧日本軍による略取・誘拐犯罪を主張した人たちの大半が強制連行とは関係がなかったということだ。李元教授は「慰安婦全員が略取・誘拐犯罪の犠牲者であるはずはなく、一定部分はもともと売春産業に従事した女性だった」と改めて主張した。
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