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MLBスターのムーキー・ベッツ「韓国野球はしびれる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

自身のソーシャルメディアでKBOリーグを紹介し、開幕を祝う言葉を伝えたベッツ。[写真=ベッツ  ツイッター]

「KBOリーグはしびれる(electric)」。メジャーリーグ(MLB)スターのムーキー・ベッツ(28、LAドジャース)は韓国KBOリーグをこのように表現した。

ベッツは韓国野球の広報をしている。ベッツはKBOリーグ開幕日の5日、自分のソーシャルメディアに「KBOが帰ってきた。私たちはみんな視聴します。今後も大きな関心をお願いします」とコメントした。ベッツは英語と韓国語翻訳文を共に掲載した。またユーチューブにチャンネルを開設し、KBOリーグ広報映像を紹介した。

2018年にアメリカンリーグ(AL)最優秀選手(MVP)にも選ばれたMLBスターがなぜ韓国野球に関心を持つことになったのか。エージェンシー(VCスポーツグループ)を通じてベッツにメールでインタビューした。質問を送った翌日の9日に返答があった。追加の質問にも数時間以内に返信があった。韓国に対する関心と情熱がどれほど大きいかが分かる。


--いつから韓国野球に関心を持ったか。

「野球は最も人気があるスポーツの一つだが、バスケットやサッカーのように選手は世界にあまり知られていない。それでかなり以前から各国の野球を知らせるコンテンツを作って全世界の野球ファンを結びつけたいと考えていた。最初に韓国野球のKBOリーグを紹介したかった。MLBで秋信守(チュ・シンス、テキサス・レンジャーズ)、柳賢振(リュ・ヒョンジン、トロント・ブルージェイズ)など韓国出身のスターと試合をしながら、韓国の野球がどれほど優秀かを知ったからだ。特に今回の新型コロナ事態を克服したKBOリーグが開幕する姿を見て、心から祝って応援したかった」

--KBOリーグ(試合映像)をどのように見ているのか。

「主にユーチューブに掲載されたハイライト映像を見ているが、最近はESPN中継も見ている。KBOリーグには本当に立派な選手が多い。特に金河成(キム・ハソン、25)、李政厚(イ・ジョンフ、22、以上キウム・ヒーローズ)、姜白虎(カン・ベクホ、21、KTウィズ)を見て驚いた。このように才能のある選手が年齢も若い。本当に素晴らしい選手たちだ」

--KBOリーグとMLBの差は感じられるか。

「一部の韓国野球ファンはKBOリーグがMLBよりレベルが低いと考えているようだ。私はそう思わない。野球は大変なスポーツだ。野球をするすべての選手に敬意を抱く。KBOリーグは一言でしびれる。選手は楽しく試合をし、ファンは情熱的に応援する。本当に楽しいリーグだ。あえて両リーグの違いを言えば、チーム数と試合数ではないだろうか。MLBでは30チームが一日に15試合をし、KBOリーグでは10チームが一日に5試合をする。ハハハ」

--ESPNでKBOリーグ中継を見た人たちの反応は。

「韓国野球をあまり知らなかった米国野球ファンもKBOリーグに良い反応を見せている。KBOリーグが米国で中継され、野球が世界をどうに結びつけるのかを象徴的に見せている」

--米国は新型コロナ事態が深刻だが、MLBの雰囲気はどうか。

「雰囲気が良くない。それでも今年夏にはMLBが開幕することを願う。シーズンがいつ始まるか分からない状況であり、私の場合、スプリングキャンプのように毎日、個人トレーニングをしている」

--今年、ボストン・レッドソックスからLAドジャースに移籍した。

「ドジャースでプレーすることになり、うれしい。もちろんボストンのファンには常に感謝している。今年の希望はドジャースのユニホームを着てワールドシリーズで優勝することだ」

--2018年のワールドシリーズ当時、ドジャースの投手の柳賢振と対戦し、韓国で(ベッツが)さらに有名になった。

「柳賢振は特別な才能を持つ投手だ。マウンドで信じがたい威力を発揮したし、MLB全体から広く尊敬されている。特に昨季の彼の投球は非常に印象的だった。彼と対決したことで韓国にファンが増えたというのは本当にうれしい。私の周囲には韓国について詳しく知っている人がいない。私自身も関心を持つことになってから韓国について勉強している。歴史はもちろん、飲食・音楽・ファッション・ハングルなどをインターネットで習っている。韓国の野球のほか、さまざまな韓国文化を紹介するためにユーチューブチャンネルも始めた。近いうちに韓国にも行きたい」

--韓国野球の広報はいつまでするのか。MLBが始まれば動画コンテンツを制作するのが容易でない。

「今後も持続的に韓国の野球と文化を支持し、知らせていきたい。シーズンが始まれば時間が不足するかもしれないが、ずっとコンテンツを制作できるよう努力したい。さらに日本と台湾の野球も紹介したい。野球が世界的に広く知られることを希望する」



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