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【社説】念を入れて建てた塔を揺るがしたクラブ発集団感染…防疫の死角地帯をなくさなければ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ゴールデンウィーク期間の集団感染の恐れがソウルの真中で現実になった。韓国繁華街・梨泰院(イテウォン)クラブで始まった集団感染は急速に首都圏と全国に広がっている。「ポスト・コロナ時代」に言及した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の昨日の就任3周年特別演説も多少色あせた。

実際、若者たちが多く訪れるクラブと遊興施設などの脆弱な防疫については専門家が数回警告してきた。それでもゴールデンウィーク期間に防疫意識が緩くなり、集団感染が起きたのは骨身にしみるような苦しいことだ。1月20日以降256人の大切な命が新型肺炎に犠牲になる中でも国民と医療スタッフの献身的な努力でかろうじて建てた塔が一瞬に崩れる危機に処したためだ。

社会的距離確保が6日から生活の中の距離確保(生活防疫)に切り替え、一昨日一日感染者は34人に急増した。新型肺炎事態がまだ終わったわけでもないが、まるで新型コロナ以前の日常に戻ったかのように勘違いして油断した代価が大きい。


特に、一部若者の安易な防疫認識を指摘せざるを得ない。国内感染者の場合、20代が27.6%で新型肺炎に最も多く感染した。一方、30歳未満の死亡者は一度もなく、70代以上は全体死亡者の77.8%にもなる。若者は多くかかっても致命率が低いから大丈夫だと油断しやすいが、大きい錯覚だ。新型肺炎は無症状感染が多く伝染性がとても高いため、外で感染した若者が親と祖父母など周りの高齢者を感染させる危険性が高いためだ。

疾病管理本部は感染病危機警報を「深刻」から「警戒」に生半可に引き下げてはならない。生活の中の距離確保指針の中で曖昧な規定は迅速に補完しなければならない。31分野の指針が抽象的で分かり切ったものが多い。

ソウル市は梨泰院クラブで集団感染が起きると、無期限営業中断を命令した。だが、それでは足りない。梨泰院の場合、外国人などクラブ訪問者の連絡先すらすぐに把握できないことで疫学調査に支障が生じた。入場者の電話番号をきちんと確認できる指針から作らなければならない。仁川(インチョン)空港の場合、入国者などの電話番号の真偽を現場通話で確認して効果をあげた。

教育部は13日、高校3年生から段階的に登校授業を始める。文在寅大統領は8日、ソウルのある高校を訪問して「学校が防疫の最前線」と話した。だが、安全が十分に確保された状況で始業しようとする父兄の声を尊重する必要がある。

国防部は感染者が急増した2月22日から全面中断した現役軍人の休暇を8日から再開した。梨泰院クラブを出入りしていた国防部勤務現役の逸脱事例が発生しないようにするべきだ。文大統領は昨日、「防疫システムをさらに補強して世界を先導する確実な防疫1等国家になる」と念を押した。そのためには防疫のディテールの死角地帯を捜し出して最後まで緊張を緩めてはならない。



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