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慰安婦被害者の李容洙さん「慰安婦団体に利用だけされた…水曜集会も出ない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

慰安婦被害者の李容洙さん(右)と金正淑夫人(左)。(写真=青瓦台フェイスブックキャプチャ)

日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)が7日に大邱(テグ)市内のカフェで記者会見を行い、慰安婦関連団体の運営がまともにされていないとした上で「水曜集会をなくさなければならない」との考えを明らかにした。

水曜集会は慰安婦問題解決を促すため毎週水曜日に在韓日本大使館前で開かれる集会で、韓国挺身隊問題対策協議会が主導している。

李さんは特に、水曜集会への義援金などを通じて調達された財源が被害者のために使われていないとし、寄付金使用の透明性に対する疑問を提起した。


李さんは「参加した学生たちが出した義援金はどこに使うかもわからない。現金が入ってくることを知ることもできないが、義援金や基金などが集まれば被害者に使うべきなのに被害者に使ったことはない」と主張した。

続けて「来週から水曜集会に参加しない。集会は学生たちに苦労させ、わずかばかりの金だけなくさせ、まともな教育にもならない」と声を高めた。

また、関連団体で出版した慰安婦被害者の事例をまとめた本に対しても「内容検証がしっかりされないまま出され販売されている」と主張した。

第21代国会議員総選挙で「共に市民党」から比例代表で当選した尹美香(ユン・ミヒャン)前挺身隊問題対策協議会常任代表に対しては、「慰安婦問題は挺身隊対策協議会代表だった尹氏がきて解決しなければならない。尹氏は国会議員をしてはならない。この問題を解決しなければならない」と主張した。

尹氏が最近メディアとのインタビューで、李さんが尹氏を支持しあいさつを交わしたという話についても「すべて尹氏の作り話」と話した。

その上で李さんは「これ以上どんな団体とも一緒にやらない。水曜集会にも参加しないだろう」と繰り返し明らかにした。



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