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ムーディーズ、韓国の成長見通しマイナス0.5%に引き下げ…先進国では1位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国際格付け会社のムーディーズ・インベスターズサービスが28日、韓国の今年の経済成長見通しをマイナス0.5%に下方修正した。これにより世界3大格付け会社はすべて韓国経済が今年マイナス成長をするだろうという診断を下した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の最近の見通しはマイナス0.6%、フィッチ・レーティングスはマイナス1.2%だった。

ムーディーズはこの日経済見通し報告書を通じ主要国の国内総生産(GDP)成長見通しを一斉に下方修正した。韓国の経済成長率に対するムーディーズの見通しは2.1%→1.9%(2月16日)→1.4%(3月9日)→0.1%(3月26日)→マイナス0.5%(4月28日)と後退し続けている。

ムーディーズは主要20カ国(G20)経済成長見通しもマイナス3.5%からマイナス4.0%に引き下げた。マイナス成長であるのは同じだが韓国の予想点数は先進国の中では最も高かった。ムーディーズはG20のうち10カ国を先進国に分類したが、米国の成長見通しはマイナス5.7%、ユーロ圏と日本はそれぞれマイナス6.5%だった。


最も景気が悪いと予想されたのはイタリアでマイナス8.2%だった。英国がマイナス7.0%、フランスがマイナス6.3%、カナダがマイナス6.1%、ドイツがマイナス5.5%、オーストラリアがマイナス4.9%など大幅のマイナス成長を予想した。ムーディーズは24日に企画財政部との年次協議で、「韓国は新型コロナウイルスの否定的影響を最小化しており、国の格付けに及ぼす影響は限定的」と明らかにしたことがある。

新興国に分類された中国は1.0%、インドは0.2%でマイナス成長は避けられそうだが、過去に比べると成長が大きく鈍化すると予想した。

この日の報告書でムーディーズは「新型コロナウイルスによる経済的費用が短期間に急増している。サプライチェーンが崩壊し、消費パターンも根本的に変わりかねず大規模経済再編につながる可能性がある」と診断した。今回の報告書は見通し調整値を提示したが国別の調整要因に対する説明は盛り込まれなかった。



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