20日午前、釜山(プサン)医療院の選別診療所で、市民が検査を受けるために検査場に入ろうとしている。ソン・ボングン記者
26日、韓国疾病管理本部中央防疫対策本部によると、この日午前0時基準で新型コロナの完治後、再陽性判定を受けた患者は263人。前日(250人)比13人増となった。再陽性は8日に初めて事例が報告された後も、最近連日10人前後が追加されている。
防疫当局が再陽性の検体を採取してその感染力について調査した結果、現在まで完了した6件のウイルス培養検査では全員陰性が確認された。事実上、伝染力のない死んだウイルスということだ。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長はこの日のブリーフィングで「再陽性を対象としたウイルス培養検査と接触者の追跡管理による2次感染がないかどうか確認中」としながら「完了した培養検査6件はすべて陰性で、59件の培養検査が進められているところ」と話した。
パン・ジファン中央感染病気病院運営センター長は「(再陽性は)風邪などで呼吸器粘膜に炎症が発生するが、粘膜の上皮細胞が脱落し、その中に死んだウイルス遺伝子がたくさん出た可能性がある」と説明した。
当局は再陽性調査の結果によって隔離解除患者の管理指針を補完する考えだ。
一方、新型コロナ大邱(テグ)地域の初めての感染者である新天地教会信者31人目の患者(61)が24日、退院した。大邱医療院に入院して68日ぶりのことだ。韓国内の感染者で最も長く入院した患者として記録された。
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