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感染した看護師が勤務、変死者が急増…日本の医療体系の素顔

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
新型コロナウイルスの感染拡大で日本の医療体系の素顔が表れている。大阪のある病院では新型コロナに感染した看護師を勤務させたり、病院で治療も受けられず自宅や路上で死亡した患者が新型コロナ感染者と判明する事例も相次いでいる。

24日の日本の報道によると、大阪市のなみはやリハビリテーション病院が新型コロナに感染した看護師2人を業務に投入していたことが市当局の調査で分かった。この病院ではこれまで患者や医療従事者など120人以上が新型コロナに集団感染している。

病院側は「代わりの人員を探したが、見つからなかったため勤務を指示した」と説明したという。報道によると、同病院のある看護師は今月20日に感染が確認され、病院側もこの事実を把握したが、すでに決まっていたシフトどおり翌日午前まで夜勤につかせた。


また、20日に感染が確認されて自宅待機中だった別の看護師は、21日晩から夜勤につくよう連絡を受けて出勤したことが分かった。この看護師は感染患者が入院中の病棟を担当した。

病院が新型コロナに感染した看護師に勤務させた事実は、ツイッター上の内部告発内容を大阪市が確認する過程で明らかになった。大阪市は「あってはならない行為」として再発防止に努力すると明らかにした。

◆新型コロナ感染者の変死体が全国で15件

新型コロナの症状があったが病院に行けず自宅や路上で倒れて死亡する人も増えている。23日の日本ニュースネットワーク(以下、NNN)の報道によると、3月中旬から今月22日までの1カ月間に自宅や路上で発見された遺体のうち新型コロナ感染が確認された事例は計15件だった。東京が9件で最も多く、埼玉と兵庫県で各2件、神奈川と三重で各1件。

NNNは警察関係者の言葉を引用し、「多くは自宅で体調が急変したり死亡しているのが見つかったりしたケースだが、都内では路上で倒れて死亡が確認された男性がその後のPCR検査で感染が確認されたケースもあった」と伝えた。

これに先立ち日本メディアは20日、警視庁の調査を引用し、路上や自宅で変死した事例のうち死後に新型コロナ陽性と判明した事例が6件あったと明らかにした。この数が3日間で15件に増えた。日本テレビは当時、東京の路上で倒れて死亡した60代の男性が死後に感染者と確認されたと伝え、「状態が急激に悪化しても、保健所や医療機関を通じた新型コロナ検査および関連相談がまともに行われていない」と批判した。

NHKによると、日本国内の新型コロナ感染者は24日午前10時30分基準で計1万2472人と、前日比で449人増えた。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者(712人)を含めると計1万3184人。最近、日本の一日の感染者数は15日から18日まで500人台だったが、19-21日に300人台に減った後、22、23日にはまた400人台に増えた。死者はクルーズ船の感染者の死者を含めて計341人。



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