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「-1.4%」下り坂の韓国経済…輸出急減で4-6月期が更に心配(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今後は更に問題だ。4-6月期もマイナスを抜け出すのは容易ではないという見方が優勢だ。新型コロナウイルス感染症の終息以外、これといったカードがないためだ。韓国が通貨危機と金融危機を早くに克服できたのは為替効果による輸出競争力に支えられたからだ。しかし、今は輸出に頼れる状況ではない。関税庁によると、1~20日の輸出額は217億2900万ドル(約26兆8000億ウォン)で、昨年の同期間より26.9%減少した。

地域別では欧州連合(32.6%)、中国(-17%)、米国(-17.5%)、日本(-20%)などだ。韓国の主力輸出市場である米国・欧州などで新型コロナウイルス感染症の確定自己急増し需要が縮小したためだ。少なくとも5~6月までこのような流れが続くものと見られる。パク局長は「海外の主要国は3月から新型コロナウイルス感染症状況が本格化し、世界的な需要の萎縮による否定的な影響を受けるだろう」とし「韓国は内需萎縮の程度が緩和するという期待があるが、3月から雇用市場が悪化しており、悪影響を及ぼす可能性がある」と述べた。

9日、李柱烈(イジュヨル)韓銀総裁は「4-6月期中に新型コロナウイルス感染症事態が沈静化することを前提とすれば、ことし1%台の成長は難しいがプラス成長はするだろう」と述べた。これは最も楽観的なシナリオを前提としたものだ。しかし、4-6月期までマイナス成長を記録した場合、年間成長率もマイナスに落ちる可能性が高い。先だって国際通貨基金(IMF)は韓国の2020年の成長率展望を2.2%から-1.2%に調整した。韓銀も事実上、0%前後の成長を予想する雰囲気だ。


漢城(ハンソン)大学経済学科のキム・サンボン教授は「新型コロナウイルス感染症の局面を早急に終わらせなくては百薬も無効」とし「政府が大規模な財政支出計画を打ち出したが、流動性危機に瀕している企業と失業の危機に瀕している人に実質的な助けになるように適切に執行することが重要」と述べた。

新型コロナウイルス感染症の局面が終わっても相当期間低迷を脱することは困難だろうという分析も出ている。淑明(スンミョン)女子大学経済学科の申世敦(シン・セドン)教授は「新型コロナウイルス感染症がなくても現政権になってから成長率が3.2%→2.7%→2.0%に鈍化する傾向だった」とし「新型コロナウイルス感染症が終われば一時反騰するだろうがL字型の低迷を脱することは難しく、結局、低成長の流れに適応できる経済構造と体質を作ることが急務」と述べた。


「-1.4%」下り坂の韓国経済…輸出急減で4-6月期が更に心配(1)

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