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韓国、就職難で新入社員の平均年齢30歳超える

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

青年失業者

大卒の新入社員の平均年齢が30歳を超えたというアンケート調査の結果が出てきた。深刻な就職難のため求職者の平均スペックが高まって生じた現象という解釈が出ている。

就職ポータル「インクルート」が22日に発表した資料によると、2018年基準で大卒の新入社員の平均年齢は30.9歳だった。1998年の25.1歳から20年間に5.8歳も上昇した。1998年は国際通貨基金(IMF)通貨危機で史上最も就職が厳しい年だった。最近は就職するのに当時より6年多くかかるということだ。

グローバル金融危機で就職市場が冷え込んだ2008年にも大卒の新入社員の平均入社年齢は27.3歳と、20代を維持した。遅い就職が一般化し、30代の新入社員に対する拒否感も薄れる傾向だ。


先月インクルートが求職者706人に大卒新入社員の年齢上限を尋ねたところ、男性は32.5歳、女性は30.6歳と回答した。インクルートが2016年に人事担当者を対象に同じ質問をした当時、男性の平均は32.3歳、女性の平均は30.1歳だった。

アンケート調査を行ったインクルート側は「就職後に自分の適性に合わず就職しなおす事例が増え、新入社員の年齢が高まる面もある」と説明した。



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