新型肺炎の民心は安定を選んだ。
開票率99.2%に達した16日午前6時現在、共に民主党が地方区では単独過半数となる圧倒的勝利をおさめた。253地方区の中で民主党は163カ所、未来統合党は84カ所で1位となった。無所属候補が1位だったところは5カ所、正義党1位は1カ所だった。地上波テレビ3社の出口調査で17~20席と予想された比例代表の議席を含めば民主党は180席程度を確保することになったという意味だ。
嶺南(ヨンナム)地域は未来統合党、湖南(ホナム)地域は民主党を選択したが、121地方区が集まっている首都圏で民主党が圧勝した結果だった。統合党は首都圏で保守陣営の歴史上前例のない惨敗を記録した。このまま確定すれば保守政党史上最も難しかった第17代(121席)より悪い成績をおさめた模様になる。
この時、統合党はソウル49地方区で江南(カンナム)甲・乙・丙、瑞草(ソチョ)甲・乙、松坡(ソンパ)甲・乙、龍山(ヨンサン)など8地方区を除いたすべての地方区で1位を逃がした。59地方区が集まっている京畿道(キョンギド)でも統合党の当選の可能性が大きいところは7カ所だった。徳星(トクソン)女子大学政治外交学科のチョ・ジンマン教授は「新型肺炎によって危機感を感じた民心が安定的な国政運営を期待したようだ」として「防疫対応が国際的な模範に選ばれ、終盤に中道層の票が集まった結果」と解釈した。
与党では相当期間国政運営を安定的に主導できることになった一方、保守陣営は大混乱に直面するしかなかった。統合党の黄教安(ファン・ギョアン)代表はこの日、選挙惨敗の責任を負って退いた。彼は「すべての責任を負う。すべての党職から退く」と発表した。「ポスト黄教安」を探すまで統合党のリーダーシップ混乱期は続くものとみられる。反面、与党内部では次期大統領選候補の決定などすべての局面で「親文在寅(ムン・ジェイン)」グループの声が最大化できる環境になった。
嶺南と湖南は再び2つに分かれた。統合党は大邱(テグ)・慶北(キョンブク)で洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補が無所属で出馬した大邱寿城(スソン)乙を除いてすべての地方区を席巻した。釜山(プサン)・慶南(キョンナム)も統合党が優勢だ。湖南は民主党が1カ所を除いて掌握した。全北(チョンブク)南原(ナムォン)-任実(イムシル)-淳昌(スンチャン)で無所属のイ・ヨンホ候補が当選したのが唯一の例外だ。
保守陣営は2016年総選挙-2017年大統領選挙-2018年地方選挙に続き全国選挙で4連敗した。やはり史上初めてだ。投票率は28年ぶりに最高(66.2%)だった。ソウル大学政治外交学科のカン・ウォンテク教授は「4連敗-最高投票率などを考えると、両陣営が最大限結集した中で出てきた結果」として「世代・理念、すべての面で保守がこれ以上大韓民国の多数ではないという点と今のままでは保守の再執権が難しいという点が確認された」と話した。
開票率99.2%に達した16日午前6時現在、共に民主党が地方区では単独過半数となる圧倒的勝利をおさめた。253地方区の中で民主党は163カ所、未来統合党は84カ所で1位となった。無所属候補が1位だったところは5カ所、正義党1位は1カ所だった。地上波テレビ3社の出口調査で17~20席と予想された比例代表の議席を含めば民主党は180席程度を確保することになったという意味だ。
嶺南(ヨンナム)地域は未来統合党、湖南(ホナム)地域は民主党を選択したが、121地方区が集まっている首都圏で民主党が圧勝した結果だった。統合党は首都圏で保守陣営の歴史上前例のない惨敗を記録した。このまま確定すれば保守政党史上最も難しかった第17代(121席)より悪い成績をおさめた模様になる。
この時、統合党はソウル49地方区で江南(カンナム)甲・乙・丙、瑞草(ソチョ)甲・乙、松坡(ソンパ)甲・乙、龍山(ヨンサン)など8地方区を除いたすべての地方区で1位を逃がした。59地方区が集まっている京畿道(キョンギド)でも統合党の当選の可能性が大きいところは7カ所だった。徳星(トクソン)女子大学政治外交学科のチョ・ジンマン教授は「新型肺炎によって危機感を感じた民心が安定的な国政運営を期待したようだ」として「防疫対応が国際的な模範に選ばれ、終盤に中道層の票が集まった結果」と解釈した。
与党では相当期間国政運営を安定的に主導できることになった一方、保守陣営は大混乱に直面するしかなかった。統合党の黄教安(ファン・ギョアン)代表はこの日、選挙惨敗の責任を負って退いた。彼は「すべての責任を負う。すべての党職から退く」と発表した。「ポスト黄教安」を探すまで統合党のリーダーシップ混乱期は続くものとみられる。反面、与党内部では次期大統領選候補の決定などすべての局面で「親文在寅(ムン・ジェイン)」グループの声が最大化できる環境になった。
嶺南と湖南は再び2つに分かれた。統合党は大邱(テグ)・慶北(キョンブク)で洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補が無所属で出馬した大邱寿城(スソン)乙を除いてすべての地方区を席巻した。釜山(プサン)・慶南(キョンナム)も統合党が優勢だ。湖南は民主党が1カ所を除いて掌握した。全北(チョンブク)南原(ナムォン)-任実(イムシル)-淳昌(スンチャン)で無所属のイ・ヨンホ候補が当選したのが唯一の例外だ。
保守陣営は2016年総選挙-2017年大統領選挙-2018年地方選挙に続き全国選挙で4連敗した。やはり史上初めてだ。投票率は28年ぶりに最高(66.2%)だった。ソウル大学政治外交学科のカン・ウォンテク教授は「4連敗-最高投票率などを考えると、両陣営が最大限結集した中で出てきた結果」として「世代・理念、すべての面で保守がこれ以上大韓民国の多数ではないという点と今のままでは保守の再執権が難しいという点が確認された」と話した。
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