韓国歌手のフィソンさんが睡眠麻酔剤類の薬物を打った状態で倒れていたが、通報を受けて警察が出動した。

１日、警察などによると、３月３１日午後８時３０分ごろ、ソウル松坡区（ソンパグ）のある建物のトイレに男性が倒れているという通報があった。現場にはビニール袋と注射器数本のほか、液体が入った瓶などが見つかった。

警察は該当の男性がフィソンさんであることを確認して、麻薬類投与について検査したが陰性であることが分かった。警察はフィソンさんが使用した薬物が睡眠麻酔剤の一種とみて、ひとまず彼を帰宅させた後、今後再調査を行う計画だ。


これに先立ち２６日、韓国の慶北地方警察庁麻薬捜査隊は、向精神性医薬品の睡眠誘導剤であるプロポフォール投与容疑でフィソンさんを捜査していると明らかにした。