본문 바로가기
이전 페이지로 가기 공유하기 주요 서비스 메뉴 열기

【コラム】韓米通貨スワップを越えて

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

【コラム】韓米通貨スワップを越えて

先週19日夜に電撃発表された韓米通貨スワップ締結の知らせに大いに驚いた。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相が韓米通貨スワップ締結の2日前、国会で「内幕的に」努力しているという発言をしたが「そうなんだ」と思った。

締結されたまさにその日の昼、通貨スワップをよく知るある前職経済部署長官と電話で話をしたが可能性はそれほど高くないと話した。彼は米国との通貨スワップの必要性は認めながら今回は容易ではないだろうとみていた。米国と初めて通貨スワップを結んだ2008年とは違い、米国政府と金融界、政界など水面下で影響力を行使するほどの人脈とチャネルが充分ではないということだった。

2008年世界金融危機時はウィリアム・ローズ・シティグループ副会長、ロバート・ルービン・シティグループ顧問、ティモシー・ガイトナー・ニューヨーク連邦準備銀行総裁などのチャネルがあった。1997年外国為替危機の時に韓国政府と交渉した人々だ。ルービン氏は当時米財務長官、ガイトナー総裁は財務部副次官補だった。ローズ会長は98年韓国政府が外国金融会社と短期外債満期延長交渉をする時にその役割を果たした。通貨スワップを推進した姜万洙(カン・マンス)2008年当時企画財政部長官は、外国為替危機の時に財政経済院次官だったことから、彼らとは太いパイプがあったことになる。


今回も李柱烈(イ・ジュヨル)韓銀総裁と米連邦準備制度理事会(FRB)の人々とのネットワークが役立ったという。李総裁は韓銀初の再任総裁であるだけに、2年前に就任したジェローム・パウエルFRB議長と面識があった。通貨スワップ担当局長であるオ・グムファ韓銀国際協力局長は「李総裁とパウエルFRB議長は『ジュヨル』『ジェローム』のように互いにファーストネームで呼び合う仲」と話した。洪副首相はスティーブン・ムニューシン米国財務長官に手書きの書簡を送った。

2008年と2020年韓米通貨スワップはともに「日照りの中の恵みの雨」だった。政府と韓銀の労苦は祝賀するべきことだが、視野をもう少し広げる必要がある。興味深い「舞台裏」ストーリーや「人脈」を強調すれば鼻白まれてしまうことになる。

米国は世界金融危機当時、欧州・日本・カナダ・スイスなど基軸通貨国と結んだことに続き、韓国と結ぶ1カ月前の2008年9月には主要通貨国ではないオーストラリア・デンマーク・ノルウェー・スウェーデンと通貨スワップを結んだ。同年10月に韓国と通貨スワップを結ぶ時も、ブラジル・シンガポール・メキシコが共に「ドルの傘」に含まれた。

今回、米国が通貨スワップを締結した韓国など9カ国はどこも、金融危機時に米国が3回に分けて協定を結んだ国々だ。今回、一度にドル安全網を拡大するほど米国にも焦りがあったという意味だ。新興国のドル金脈が干上がれば、米国金融会社の貸付に問題が生じ、これはひいては国際金融システムに衝撃を与えることになりかねないからだ。

結局、金融危機の時も今も、FRBは米国を越えて世界金融市場にドルを供給する市場管理者の役割を果たしているといえる。世界平和のためからでもなく、美しい気持ちで恩恵を与えたわけでもない。新興国の危機が本国である米国にまで及ぶことを先制的に防ぐために迅速かつ冷静に対応したのだ。

韓国の役割と成果だけを過度に強調すれば、相手側をかえってデフォルメしてしまうことになる。FRB議長をあえて韓国など9カ国中央銀行総裁との人脈を重視する「顔が広い人物」に仕立てる必要はない。同様に、米財務長官も手書きの手紙に感動する10代少女のような感傷主義者ではない。

もちろん2008年より「広報」が静かになったのは事実だ。当時のように政府と韓銀が空世辞をめぐって葛藤することもなかった。成功ストーリーの背景を軽く知らせはしたが、行き過ぎたとは思わない。韓銀もFRBが思ったよりも早く動いたという点を強調した。親鶏が外から、ひよこが中から一緒につついて殻を割る「●(=口へんに卒)啄同時(ソッタクドウジ)」だった。韓国も米国も懸命に奔走した。

金融市場が通貨スワップのおかげで金曜日に久しぶりに回復したが、昨日は再び力なく崩れた。実物と金融が同時に揺れる複合危機だ。一寸先も見通しにくい。韓米通貨スワップ後に対して、外国為替当局はどのように備えているだろうか。「通貨危機・金融危機を体験して、3回目の危機にまで襲われたら、我々の存在理由は一体何ですか」。企画財政部国際金融局長を過ごした故金翊柱(キム・イクジュ)元国際金融センター院長が語った言葉だが、最近のように市場が不安定になるたびに彼のこの言葉がよく脳裏をかすめる。

ソ・ギョンホ/経済エディター



関連記事

この記事を読んで…

포토뷰어

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    공유하기

    팝업닫기
    top 메뉴