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米ゼロ金利復帰、量的緩和7000億ドル…韓国市場開く前に動いた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を0%に引き下げた。また、量的緩和を再び始めた。

FRBは韓国など東アジアの証券取引始まる直前の16日午前6時、基準金利を1%引き下げると発表した。基準金利は従来の1~1.25%から0~0.25%に低くなった。約5年ぶりに米国が再びゼロ金利時代に戻った。

◇「量的緩和再開し7000億ドル投入」


また、FRBは7000億ドルに達する国債と長期住宅ローン担保証券(モーゲージ)を買い入れることにした。約3年ぶりに量的緩和を再開することにしたのだ。FRBが買い入れる資産は国債5000億ドルとモーゲージ2000億ドル相当だ。FRBは「米国時刻で月曜日から400億ドルを投じ国債などを買い入れることにした」と発表した。

FRBをはじめ、欧州中央銀行(ECB)、カナダ中央銀行、イングランド銀行、日本銀行など西側5大中央銀行は緊急会議を経てドルを融通し合う協定を結んだ。ドルなど主要決済通貨資金が不足する場合、5大中央銀行は相手中央銀行が融通する通貨を使って自国市場に放出できるようになった。

◇「一時的な効果は期待できる」

FRBなどの電撃的な動きは新型肺炎感染拡大が生んだ市場のパニックを落ち着かせるためだ。特に週末以降世界市場のうち最初に開かれるニュージーランドと韓国、日本市場の月曜日の取引が再開される直前に安定策を出した。

英投資顧問会社のオックスフォードメトリカのロリー・ナイト会長は中央日報との電話通話で「5大中央銀行の対応は市場を『一時的に』落ち着かせることができる。だが新型肺炎問題は一般的な経済や金融危機状況と違い、市場安定が持続するかは疑問」と話した。



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