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日本で人気の映画『パラサイト』・女優シム・ウンギョン、列島が緊張する理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

女優シム・ウンギョン

日本映画界に韓国の風が激しい。今月6日、日本アカデミー授賞式では女優シム・ウンギョンが映画『新聞記者』で最優秀主演女優賞を獲得した。日本映画初の出演で外国人女優で初めておさめた快挙だ。

劇場街では『パラサイト 半地下の家族』(以下、『パラサイト』が4週連続で週末興行1位にのぼった。韓国投資・配給会社CJエンターテインメントによると、『パラサイト』は先週末(6~8日)、日本のボックスオフィスで収入1億3370万円を追加して累積売り上げが40億4716万円に達した。

昨年12月27日ただ3劇場で上映され、1月10日に全国的に正式公開して9週間ぶりだ。新型肺炎の恐怖で観客数が減っている中でも『パラサイト』は先月9日(米国現地時間)、アカデミー作品賞受賞以来ずっと興行1位の座を守って歴代日本で公開された韓国映画の中で最高のヒット作になった。韓国映画が日本ボックスオフィスのトップになったのは2005年映画『私の頭の中の消しゴム』以降15年ぶりだ。全世界的にも日本国内で興行収入は韓国、北米に続く3位だ。

「韓国のソフトパワーは日本もリードした。K-POP、Kビューティーも『パラサイト』のように文化的な力がすごい」「『パラサイト』のアカデミー受賞直後、ニューヨークタイムズの田淵広子記者はツイッターにこのように明らかにして「ところが、『クールジャパン』のイニシアチブはどうなっているか分からない」と批判した。クールジャパンは日本政府が2010年経済産業省の傘下で「クールジャパン機構」を設置して掲げた官主導の対外文化広報・輸出政策だ。

米国メディアのVOXは3日「日本映画産業界が『パラサイト』の成功を熟考する理由」という記事で「『パラサイト』とポン・ジュノ監督の勝利が日本の映画界と評壇に日本映画の現状を再考するように圧力をかけている」と報じた。このメディアは日本映画産業が「20世紀中盤、黒沢明、小津安二郎のような監督が世界の映画を永遠に変えてから衰退してきた」として韓国が日本を抜いてアジアの文化をリードしていると解釈した。また「K-POPは全世界的な文化現象だ。J-POPは10年に1、2回で国際的にヒットする。細菌、ニューヨークの最もトレンディーなレストランは和食店でなく韓国食堂」と伝えた。

映画評論家のチョン・ジウクさんは「『パラサイト』は日本で成功する韓国映画にはイケメン俳優が出演するという公式を破った」とした。既存の韓流と様相が違うということだ。映画評論家のキム・ボンソクさんは「日本の若い監督に会えば韓国の映画に影響を受けた、あるいは好きだという人が多い。2000年代以降韓国映画が良い作品を多く作り、地位が高まったため」とし、ポン・ジュノ、パク・チャヌク、ナ・ホンジン監督などが取り上げられると伝えた。反面、日本の映画については「メジャー映画がつまらなくなり、実写映画やアニメーションでも人気作をリメークしたり、続編を出したりするだけで新しい作品がほとんどない」とした。

シム・ウンギョン主演の『新聞記者』が政権批判映画では異例に日本アカデミー最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞にのぼったのも破格的な流れだ。今回の受賞がテレビ中継されると、映画『戦争と一人の女』(2012)を演出した社会派監督の井上淳一はフェイスブックに「テレビでは紹介されることすらなかった『新聞記者』が地上波で流れる。これほど痛快なことがあろうか」と書いた。

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