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中国「韓国の新天地、武漢で活動」「米国インフルエンザが疑われる」…コロナ「言い逃れ」超えて「責任転嫁」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国で新型コロナウイルス感染症(コロナ19、新型肺炎)の発源地は中国ではないという主張が出ている。

2003年重症急性呼吸器症候群(SARS)退治の英雄で、中国呼吸器疾病の最高権威者に挙げられている中国工程院の鍾南山院士が先月27日に初めて提起した。鍾氏は「新型コロナが初めて出現したのは中国だが、発源地は必ずしも中国であるとは言えない」と話した。

中国の責任転嫁だという批判が出てきた。中国は世界を恐怖に陥れた新型コロナ事態に対し、世界に対してこれまで謝ったことがない。鍾氏の新型コロナ発源地否定は責任回避を超えている。中国ではなく外国から入ったのであれば中国は被害者となる。


北京大学公共衛生学院副院長の王培玉氏は「初めて発見された患者が必ずしも最初の震源地だとは言うことはできない。新型コロナがより多くの起源を持っている可能性を排除することはできない」と説明した。中国の英字紙「Global Times(グローバルタイムズ)」は先月29日、「新型コロナの起源はまだ未解決状態」という記事で、発源地が中国ではなく米国である可能性を提起した。

中国疾病対策センター首席科学者の曽光氏は「感染地域を訪問したことがなく、感染者と接触したことがないのに新型コロナに感染した事例が海外で発生している」と主張した。日本のテレビ朝日が、米国でインフルエンザで亡くなった人のうち新型コロナ死亡者がいるかもしれないと報じたことに注目するべきだと曽氏は話した。米疾病対策センター(CDC)はこの報道を否定した。

曽氏は昨年秋から米国で流行し始め、1万2000人の死亡者を出したインフルエンザに対して、米国はより透明に情報を公開するべきだと厳しく指摘したりもした。

環球時報は先月24日、「新天地が2018年に武漢に信徒を派遣して100人規模の事務室を開くなど潜入を試みたが、公安に見つかって強制出国措置を受けた」とし、武漢での新型コロナ発生と韓国の新天地を関連付けるような記事を出した。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)も、武漢に住んでいる新天地教会信者は約200人で、彼らは新型コロナ拡散の深刻性が伝えられる昨年12月以前まで、武漢で定期的に集まっていたと伝えた。



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