家計負債残高が1600兆ウォン(約145兆円)を超えた。1年間で64兆ウォンほど増えた。年間増加速度は遅くなったが、主要国と比較すると依然として家計負債比率は高い水準だ。
韓国銀行は25日、「2019年10-12月期の家計信用(速報値)」を発表した。これによると、昨年末基準で家計信用残高は1600兆1300億ウォンだった。1年前と比較して4.1%増えた。家計信用は家計が銀行や保険・消費者金融など金融会社から借りた金額(家計向け融資)と決済前のクレジットカード使用額(販売信用)など返済すべき負債を合わせた数値だ。昨年末基準で家計向け融資残高は1504兆4000億ウォン、販売信用残高は95兆7000億ウォンだ。
昨年10-12月期の増加率は前年同期比4.1%で、7-9月期の3.9%に比べ小幅に上昇した。家計信用増加率は2016年10-12月期に11.6%まで上がった後、政府の高強度の融資規制の影響で昨年7-9月期まで11四半期連続で下落した。この流れが10-12月期に途絶えた。10-12月期の増加規模は27兆6000億ウォンで、前四半期の15兆8000億ウォン、前年同期の22兆8000億ウォンより多い。だが年間増加規模63兆4000億ウォンで2016年以降鈍化の流れが続いている。
名目国内総生産(GDP)比の家計負債比率は昨年9月末基準で96.6%と確認された。6月末の95.6%よりやや上昇した。韓国銀行関係者は「最近は家計負債増加率が鈍化しているが、名目GDP増加率よりはやや高い水準で割合が上昇したとみられる」と話した。この割合がどの程度になると危険水位なのかの判断は難しいが、貸付が家計経済に負担を与えていることだけは確実だ。4-6月期基準で韓国の可処分所得比家計負債比率は186.1%で、経済協力開発機構(OECD)主要19カ国平均の130.6%(2018年)を大きく上回った。
預金銀行は信用貸付が増えたが、住宅担保融資増加規模が減り7-9月期より貸し出し増加幅は縮小した。その他金融機関では住宅担保融資とその他貸付がともに増加した。韓国銀行関係者は「庶民向け借り換え融資など政策金融の一部が住宅金融公社に譲渡されたのに伴ったもの。保険会社などを中心にしたその他貸付も前四半期の減少から増加に転じた」と話した。10-12月期の販売信用はカード会社を中心に4兆6000億ウォン増加した。2016年10-12月期以降で最も多く増えた。
韓国銀行は25日、「2019年10-12月期の家計信用(速報値)」を発表した。これによると、昨年末基準で家計信用残高は1600兆1300億ウォンだった。1年前と比較して4.1%増えた。家計信用は家計が銀行や保険・消費者金融など金融会社から借りた金額(家計向け融資)と決済前のクレジットカード使用額(販売信用)など返済すべき負債を合わせた数値だ。昨年末基準で家計向け融資残高は1504兆4000億ウォン、販売信用残高は95兆7000億ウォンだ。
昨年10-12月期の増加率は前年同期比4.1%で、7-9月期の3.9%に比べ小幅に上昇した。家計信用増加率は2016年10-12月期に11.6%まで上がった後、政府の高強度の融資規制の影響で昨年7-9月期まで11四半期連続で下落した。この流れが10-12月期に途絶えた。10-12月期の増加規模は27兆6000億ウォンで、前四半期の15兆8000億ウォン、前年同期の22兆8000億ウォンより多い。だが年間増加規模63兆4000億ウォンで2016年以降鈍化の流れが続いている。
名目国内総生産(GDP)比の家計負債比率は昨年9月末基準で96.6%と確認された。6月末の95.6%よりやや上昇した。韓国銀行関係者は「最近は家計負債増加率が鈍化しているが、名目GDP増加率よりはやや高い水準で割合が上昇したとみられる」と話した。この割合がどの程度になると危険水位なのかの判断は難しいが、貸付が家計経済に負担を与えていることだけは確実だ。4-6月期基準で韓国の可処分所得比家計負債比率は186.1%で、経済協力開発機構(OECD)主要19カ国平均の130.6%(2018年)を大きく上回った。
預金銀行は信用貸付が増えたが、住宅担保融資増加規模が減り7-9月期より貸し出し増加幅は縮小した。その他金融機関では住宅担保融資とその他貸付がともに増加した。韓国銀行関係者は「庶民向け借り換え融資など政策金融の一部が住宅金融公社に譲渡されたのに伴ったもの。保険会社などを中心にしたその他貸付も前四半期の減少から増加に転じた」と話した。10-12月期の販売信用はカード会社を中心に4兆6000億ウォン増加した。2016年10-12月期以降で最も多く増えた。
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