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コリアフォビア…韓国人、飛行機に乗ったまま追い出された(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国務省は22日(現地時間)、韓国に対する旅行勧告を1段階(事前注意実施)から2段階(強化された注意実施)に引き上げた。国務省は「韓国で新型肺炎に感染したと疑われれば旅行日程が遅延され強制隔離される可能性があり、高い医療費の支出が余儀なくされるかもしれない」と警告した。

全国的な新型肺炎の拡散傾向が落ち着いていない。大規模感染が初めて現れた新天地大邱(テグ)教会だけでなく、慶北(キョンブク)・釜山(プサン)などで感染経路が明確でない小規模の集団感染が発生している。

23日一日で感染者169人、週末2日で398人が新たに発生して全体感染者が602人に増加した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの日、感染病危機警報を「警戒」段階から最高レベルの「深刻」に引き上げた。教育部は中国人留学生1万人余りが入国する今週を「集中管理週間」に定めて非常対処に出た。


新天地大邱教会に関連した感染者がこの日95人発生して329人に増えた。全体感染者の55%だ。この教会の信者9294人の中で1248人が症状が見られるが、293人だけが検査を受けた。まだ900人余りが検査を受けず、670人余りは保健当局と連絡がついていない。また、この教会に立ち寄った全国(大邱・慶北除外)の200人余りの信徒が感染者になり、あるいは他人に移す二次感染があふれた。この日、追加感染者の中でも慶南(キョンナム)・京畿(キョンギ)3人、光州(クァンジュ)・釜山(プサン)2人が新天地教会と関係がある。

新天地大邱教会・清道(チョンド)テナム病院・イスラエル聖地巡礼以外にも小規模の集団感染が相次いでいる。釜山のオンチョン教会で8人の集団感染者が発生した。ソウル恩平聖母(ウンピョン・ソンモ)病院で搬送要員に続いて入院患者が感染者になり「病院感染」に対する懸念の声があがっている。

一日で死亡者3人が追加された。この日午前、東国(トングク)大学慶州(キョンジュ)病院にいた54人目の感染者(57)が肺疾患悪化で亡くなった。午後には同じ病院に入院していた55人目の患者(59)が亡くなった。二人は清道テナム病院で初めて感染が確認(19日)された。テナム病院で死亡者4人が発生した。慶北大病院で隔離治療を受けていた38人目の患者(56・女)もこの日、亡くなった。この患者は15日に病院救急室に入り、18日確診判定を受けた。

保健当局は地域社会への追加伝播を防ぐために大邱市内で症状が見られる者を全員検査することにした。パク・ヌンフ保健福祉部長官はこの日、記者会見で「2週間、臨時選別診療所を(大邱市内の)多数設置して検査を実施する」と明らかにした。


コリアフォビア…韓国人、飛行機に乗ったまま追い出された(1)

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