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韓国、昨年の自動車生産世界7位…日本は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年の韓国の自動車生産台数は2018年と同じ世界7位にとどまった。ただシェアは若干増え、6位のメキシコとの格差を多少縮めた。

韓国自動車産業協会が17日に発表した報告書「2019年10大自動車生産国現況」によると、韓国の生産台数は395万台で前年より1.9%減った。シェアは世界市場の4.2%で0.1ポイント上昇した。6位のメキシコと格差は2018年には7万2000台だったが昨年は2万2000台に縮んだ。

世界5位の自動車生産国だった韓国は2016年にインドに5位の座を明け渡し、2018年にはメキシコに抜かれさらに1段階下落した。韓国自動車産業協会のチョン・マンギ会長は「現代自動車・双竜自動車の無争議賃金団体交渉などにもかかわらず、一部業者で対立が長期化し6位奪還の機会を逃した」と話した。


メキシコは米ゼネラルモーターズ(GM)労組のストとフォードの設備交替の影響などで生産台数が397万台で10年ぶりに減少した。前年比3.1%減った数値だ。

2019年の10大自動車生産国順位は、中国、米国、日本、ドイツ、インド、メキシコ、韓国、ブラジル、スペイン、フランスの順で、2018年と順位変動はなかった。昨年の世界の自動車生産台数は合計9323万台で前年より4.9%減少した。10大生産国のうちブラジルとスペインを除いた8カ国の生産台数が減った。協会によると米国、中国、インド、ロシアなどの主要市場沈滞が原因だった。

中国は11年連続で世界1位を守っているが、2年間にわたりマイナス成長している。昨年の生産台数は2571万台で7.5%減り、シェアは27.6%で0.8ポイント下落した。米国は生産台数が1088万台で3.7%減ったが、シェアは11.7%で0.2ポイント上昇した。スペインの場合、欧州系メーカーの生産割り当てが増え輸出が0.2%増加し、生産台数が282万台に増えた。

このように10大生産国で生産台数が大幅に減少したが、韓国は1.9%の減少にとどまり善戦したと評価される。ドイツは8.1%、インドは12.7%減少した。

チョン会長は「中国長城汽車によるインドのGMタレガオン工場買収、吉利汽車の欧州進出など中国企業が海外市場進出を本格化しており、韓国とのグローバル競争が激しくなる恐れがある。弾力労働制単位期間の迅速拡大、派遣と代替労働の許容、労使交渉周期拡大など労働柔軟性の向上が必要だ」と話した。続けて「政府も研究開発生産性向上に向けた制度改善と法人税引き下げなど企業の競争力強化に向けた努力を積極的に傾けていくべきだろう」と注文した。



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