双龍自動車のSUVチボリ[写真 双龍自動車]
双龍車は国内販売で相対的に善戦したが、輸出不振などで赤字幅が拡大したと説明した。輸出と国内を合わせて昨年は計13万5235台を販売したが、これは前年比5.6%減。国内販売は10万7789台と1.2%減にとどまったが、輸出は2万7446台と19.7%も減少した。
昨年10-12月期の営業損失は998億ウォンにのぼった。前年同期(-35億ウォン)に比べ赤字幅は拡大した。双龍車は12四半期連続の赤字。当期純損失も1559億ウォンと、前年同期(-40億ウォン)比で大きく膨らみ、売上高は9192億ウォンと12.7%減少した。
双龍車は「新型コランドなどの新車を出して国内販売は4年連続で10万台を超えるなど善戦したが、輸出の減少が全体の販売を縮小することになった」と説明した。双龍車は厳しい状況が続く中、昨年は経営刷新案を用意するなど労使紛争なく努力している。
年初に大株主のインドのマヒンドラが2300億ウォン規模の追加投資をする意向を明らかにした。フォードブランドで輸出する案なども模索し、産業銀行と政府の支援を期待している。
双龍車は「根本的な体質改善作業と未来に対応するためのグローバル協力案の可視化など、競争力向上案の用意に会社のすべての力を集中する」と明らかにした。
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