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訪韓中であるカンボジア首相「中国武漢に直接行く」なぜ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

親中派指導者であるカンボジアのフン・セン首相が自身が中国武漢を訪問することができると明らかにした。[写真 フン・セン首相のフェイスブック公式ページ]

新型コロナウイルスに積極的に対応しないという批判を浴びている「親中派」指導者であるカンボジアのフン・セン首相が「私が中国武漢に直接でも行く」と明らかにした。

4日、チャンネルニュースアジアなどによると、ワールドサミット2020の出席および文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談のために韓国を訪問中であるフン・セン首相は新型コロナウイルスの対応に対する批判を意識したように「中国政府が同意さえすれば私が直接武漢に飛んで行く」と話した。

また「5日、中国武漢を訪れて武漢内のカンボジア学生たちを励ますだろう」と明らかにした。フン・セン首相は自身のフェイスブックを通じても「すでに中国指導者に知らせた」と話した。


問題はどのように武漢に行くかだ。AP通信は「現在、韓国政府の飛行禁止でソウルから武漢へ行く商業飛行機便がない状況だが、(訪韓中である)フン・セン首相がどのようにソウルから武漢に行くかは説明しなかった」と指摘している。

新型コロナウイルスが発病してからフン・セン首相は武漢に滞在している自国の学生たちを避難させないという決定を下し、これを「ソフト外交」とした。また、学生たちに「武漢から抜け出す場合、中国が奨学金の支給を中断するだろう」と警告した。

現在、世界各国は中国行き航空便の運休および武漢に滞留中である自国民の本国送還などの措置を取っている。しかし、カンボジアはそのような措置を取っていない。

このような背景には中国の強い影響力がある。日本のメディアは「中国はカンボジアに対する直接投資額(FDI)の70%を占め、カンボジアの経済成長の主な原動力になっている」と分析した。



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