今月7日から現代車の全工場が「シャットダウン(一時停止)」に入る。現代自動車労使は4日、工場運営委員会を開き、7日から蔚山(ウルサン)・全州(チョンジュ)・牙山(アサン)など韓国内のすべての工場で生産を中断して休業することに決めたと明らかにした。暫定休業期間は10~11日までだ。
現代車のシャットダウンは中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染病により一部の部品調達が滞っているためだ。車両内の配線をまとめる装置「ワイヤリングハーネス」が底をついた。
一番最初に停止した工場はジェネシスのセダンモデルを生産している蔚山第5工場で、4日午前から生産ラインがストップした。現代車は蔚山第5工場をはじめ、すべての工場が生産を順次中断する。
現代車は「部品調達が滞り、完成車生産ライン別に弾力的に休業を実施することにした」とし「工場別の休業日程などは事業部別に協議を進めることにした」と明らかにした。
最初に稼働が中断したジェネシスの休業日程は11日までに決まった。現代車関係者は「中国のワイヤリングハーネス工場が中国政府が稼働中断を指示した9日以降に再稼働するという前提の下に再稼働する時点」としながら「9日以後、中国部品工場が稼動しなければこれも確信を持ってお話できない」と説明した。
11日の現代車シャットダウンは予定されていた。現代車グループはすでに現代・起亜車乗用車20種類の部品が6日午後3時を基点に底をつくだろうとの内部報告書を作成していた。
現代車グループはその後、部品企業を通じて国内および東南アジア工場でワイヤリングハーネスを増産して事態に備える形で解決策を見出そうとした。しかしそれでは追いつかないという判断を下したことが分かった。業界関係者は「中国の物量が8割以上を占めていて、違うところで増産をするといっても短期的な調達問題を解決することはできなかっただろう」と話した。
シャットダウンによる現代車の損失は計り知れないほど莫大だ。現代車は昨年、国内で178万台余りを生産した。
起亜車は今週、生産量を調整する減産方式で工場を稼動することにした。だが、来週までに中国から部品が調達できなければ起亜車も工場をストップしなければならない。
現代車グループ関係者は「部品調達に必要とされる期間を最大限短縮して生産の支障を最小化できるように多角的に対応方案を用意する」と話した。
現代車のシャットダウンは中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染病により一部の部品調達が滞っているためだ。車両内の配線をまとめる装置「ワイヤリングハーネス」が底をついた。
一番最初に停止した工場はジェネシスのセダンモデルを生産している蔚山第5工場で、4日午前から生産ラインがストップした。現代車は蔚山第5工場をはじめ、すべての工場が生産を順次中断する。
現代車は「部品調達が滞り、完成車生産ライン別に弾力的に休業を実施することにした」とし「工場別の休業日程などは事業部別に協議を進めることにした」と明らかにした。
最初に稼働が中断したジェネシスの休業日程は11日までに決まった。現代車関係者は「中国のワイヤリングハーネス工場が中国政府が稼働中断を指示した9日以降に再稼働するという前提の下に再稼働する時点」としながら「9日以後、中国部品工場が稼動しなければこれも確信を持ってお話できない」と説明した。
11日の現代車シャットダウンは予定されていた。現代車グループはすでに現代・起亜車乗用車20種類の部品が6日午後3時を基点に底をつくだろうとの内部報告書を作成していた。
現代車グループはその後、部品企業を通じて国内および東南アジア工場でワイヤリングハーネスを増産して事態に備える形で解決策を見出そうとした。しかしそれでは追いつかないという判断を下したことが分かった。業界関係者は「中国の物量が8割以上を占めていて、違うところで増産をするといっても短期的な調達問題を解決することはできなかっただろう」と話した。
シャットダウンによる現代車の損失は計り知れないほど莫大だ。現代車は昨年、国内で178万台余りを生産した。
起亜車は今週、生産量を調整する減産方式で工場を稼動することにした。だが、来週までに中国から部品が調達できなければ起亜車も工場をストップしなければならない。
現代車グループ関係者は「部品調達に必要とされる期間を最大限短縮して生産の支障を最小化できるように多角的に対応方案を用意する」と話した。
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